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合法なことと違法なことと、さらに、違法だけど捕まらなきゃ大丈夫なことってのがあるが、
西暦2007年の現時点では、日本でのダウンロードは完全に合法と言うことになっている。
たとえそれが著作物でも関係ない。
ただ、よその人に親切で分けてあげるのは完全に違法だ。
また、法律には反していなくても、道徳には反するので、あまりやらないというのが大人の判断だ。
ちゅうことで、全くやましい所はないにもかかわらず、あまり公言しないよう心がけて生きているが、
いよいよ、ダウンロードを違法にしようと言うことに決まったらしい。
なんか、マグロとかクジラとかが絶滅寸前になって、許可なく捕獲すると違法になる見たいな気分だよ。
著作物の権利者の生活を守るために、お金で許可を得て利用する形態が徹底される。
今まで徹底されてなくても、ダウンロードはごく一部のパソコン玄人による物だったので大丈夫だったが、
Winnyで情報漏らすような素人にも広まったし、中高生がケータイで楽々ダウンロードできるようになったし、
もう法律で管理して、やってる人を見つけて即逮捕ってやらないと、歯止めがきかないらしい。
あたしはもちろん、著作権という発想自体が文明の発展に逆行する酷い考え方だと思っているが、
資源小国で食糧自給率も低く、教育水準も低下した日本は、著作権でしか稼げないから仕方ない。
昔はウォークマンとかを輸出していたけど、今はゲームとマンガと自動車ぐらいしか出ていない。
自動車も日本の主力産業だから、わざとたくさん消費させるために、理にかなっていない法律が多いが、
ゲームやマンガを保護する法律はまだ貧弱だったから、これから徹底強化していくしかないのだろう。
著作権なんて主張すること自体が全人類のデメリットになると思うし、その主張自体を違法にすべきだが、
全人類よりまず、日本の経済的メリットを考えれば、著作権保護はしょうがないってことになる。
例えば中国の偽ディズニーランドは酷いパクリだが、それをやめさせるのは横暴だと思う。
やめさせるんじゃなくて、本物もその近くに進出して、値段とサービスで勝負すればいいじゃないか。
安物程度の価格で、安物程度のサービスしか望まない人もいるのに、
本物がブランド力を振り回し、パクリをやめさせて利益を独占しても、みんなが損をすることになる。
ブランドバッグでも、本物ほどのお金を払う価値はないと考える人は偽物を欲しがるが、
それこそ、自分の欲しいものにどれだけお金を出せるかという適正な判断に基づく物であって、
偽物を買ったからって被害にあったという事にはならないし、
そもそも本物は高くて買わないんだから、ブランドメーカーも最初から損害などない。
同様に、ディズニーランドも偽物に行く人がいて良いわけで、
偽物は偽物で、本物のマネをすることがサービスだと思うなら、いくらでもマネすれば良いんだよ。
自分の考えたサービスだからって、他人に同じサービスをするなという主張自体、変な独占だ。
みんながそれぞれパクリあって文明は進化していくというのに、足の引っ張り合いは最低だ。
個人の利益より人類全体の利益を考えて、ソフトウェア界でもパクリ歓迎ライセンスが生まれ、
その代わり、パクった人も利益を独占せずにパクらせなさいって言ってるんじゃないか。
パクられたからって商売が破綻するようなら、それは最初から破綻していたんであって、
法律に保護されてパクられないことを前提に儲けようとする方が卑怯だろ。
著作権は最初からエゴに満ちた悪い権利なんだから、堂々と主張する方が道徳に反すると思う。
独占とか既得権益とか談合とかがないよう、自由化を目指す一方、著作権者を保護するなよ。
保護が悪いことだってのは分かってる事じゃないか。
でも、著作権者が多い日本では、著作権者を守ることが日本を守る事につながるし、
そうすることが全人類のデメリットであっても、メリットのある企業が日本に多いわけで、しょうがないことだ。
エコだのなんだのと善人ヅラして言いはじめている割には、利益を守りたいエゴで満ちあふれている。
間違いなく、著作権はない方がいい悪い独占保護だが、
しょうがない事情だし、違法になるのはもう決定なので、文句をつけても仕方がない。
違法になったらもうダウンロードはしない。
タダだからという理由で遊んでいた様々な娯楽は全てやめることになるが、それには全く未練はないな。
タダでダウンロードすること自体が、能動的で自発的な楽しい遊びだったのだが、
ダウンロードしたものは受け身の遊びしかできない物ばかりだから、
受け身じゃない遊びに慣れた人は、著作物を買ってきて遊んでもあまり楽しくないはず。
きっと、よそのダウンロード好きも同じ感想だろう。
価格.comでは、パソコンのパーツを扱う店の評価はどこも低く、
注文した物が入荷しないで待たされたとか、精密機器を送るような梱包じゃないとか、
利用者が多ければ多いほど悪い評価もつくだろうが、これから買うのに不安になるほど多い。
事務所PCとしてベアボーンを買う際は、値段ではなく、そういう評価も考慮しようとしたのだが、
評価が良い店なんてそもそもないので、名前を知ってる店に注文した。
今年2月に大阪に行った際、短い自由時間に入ってみた梅田駅前の某巨大電気屋にした。
別に大阪から送られてくるわけじゃないけどね。
匿名の必要もないし。
で、その事務所用のやつがちゃんと届いて動作したので、今回また、今度は自宅用に別の物を注文。
それがまた迅速に到着し、作業も終えたがちゃんと動作し、店に対する印象はすこぶる良い。
さて、今回やった内容は、DDR増設、ケースファン交換、電源交換の三点だ。
事務所のPCはDDR2に移行したので、余ったDDR512Mと買ったDDR512Mを自宅PCに増設。
これで自宅のは512Mが4つ搭載されて2Gになったわけだが、差を体感できる作業はまだしてない。
そもそもXPで2Gはあまり気味なのかも。
Vistaだと1Gじゃ不足らしく、2Gにすると速くなるとどこかに書いてあったから、今度やってみよう。
デュアルブートにしてあるのをまだ消してないから、暇があったら動かしてみるか。
ケースには、フロントとリアに12センチファン、サイドに8センチファン3個つけられるという仕様だが、
サイドの三つは邪魔だから購入時点で取り外している。
フロントとリアには、1000rpmのをつけていたが、今回、800rpmに取り替えた。
今までのはこれ。
http://www.scythe.co.jp/cooler/20050202-132503.html
買い換えたのはこれ。
http://www.scythe.co.jp/cooler/kaze-juni.html
回転数を落としても内部温度は全く変わらず、これなら500rpmでもよかったっぽい。
今回、メインというか、一番期待したのは電源で、さっそくSpeedFanを起動した。
http://www.coneco.net/special/d016/
このページでは、NeoPowerを使えばグラフが安定し、安い電源は上下に0.2程動いている。
実際、今まで家で使ってた電源も、上下に0.2動くことがあったので、それを理由に買い換えた。
NeoPowerならグラフは変化しない予定だったのに、普通に0.2上下した。
安定度は今まで使っていた電源と似たような物で、買い換えた意味がまるでなし。
ケースファンの回転速度も落としたし、電源も静音性で定評がある物にしたわけだが、
いざ使ってみると、パソコンから出るファンの音は今までと変わってない感じ。
ケースが静音重視でなく冷却重視型だから、ファンの音が漏れてくるという事もあるし、
今まで使っていた電源やファンが十分に静音だった事もあるようだ。
聞こえる音のメインの発生源は、今回買えた部分ではなかったということがまた残念。
CPUにつけてる銅製クーラーには、やはり超静音の9センチファンをつけてるから、これ以下はない。
ということは、やはりファンレスのビデオカードを試してみて、それで変わらなければケースの限界だな。
とにかく電源はだまされて買ったような物で、今までので良かった。
ケースファン交換はあまり効果が感じられない。
メモリーは体感差がない。
これなら静音ケースを買った方が良かったかな。
買い物欲がおさまらない。