アーカイブ

2007年 12月 8日 のアーカイブ
1938 letters | 598 views | コメントする

囲碁未来の1月号が届いたので、これの認定問題に応募して94点以上取る事ができれば、
自称「11月号のハガキが嫁の車内に放置されなければ初段」から脱却できるチャンスだ。

さっそく認定問題を先に見てみたが、バクチが必要なくらい難しい。
今までは、死活と攻め合いの問題は全て正解してきたけど、遂に死活で解けない問題が出た。
解けないと言っても、答えは三択なので、受験生時代に培ったテスト対策力で答えがどれかは分かる。
その分かった一手目を元に、その後は勝手読みで勝てそうだと思えるので、
全ての応手を読み切る事はできないけど、というか、読み切れないのでそれを書くしかない。
後はいつもと同様、序盤から中盤の総合問題でうまく行くかどうかになる。
12月号でも、1問目と2問目で失敗したが、今回も同じく、1問目と2問目に特に自信がない。

本当に基本に立ち返ると、小目のシマリは辺の真ん中のヒラキより価値が高い。
一問目は、シマリを打っていない小目が二つもあるんだから、シマリよりいい手が正解となる。
これで選択肢を二つ消せるが、残り二つは、正解と悪手に間違いない。
つまり、10点狙って4点になる可能性がある。
どっちが正解かいくら考えても分からないので、あえて4点を避ける手もある。
除外した二つは8点か6点なのだが、このどちらかを選べば確実に6点は貰える。
でも、その除外した二つは、悪手じゃないだけの、不正解の手だと既に分かっている。
そういう妥協はしたくないので迷っている。

二問目も似たようなもので、この選択肢の出し方だと、テスト対策技術で二つに絞る事ができ、
そのうちのどっちかは正解で、どっちかは悪手で間違いない。
そのどっちが正解かは分からないし、切り捨てた選択肢同士ならどっちが8点か分かっている。

よって、一問目は6点か8点かの答えを書いて、二問目に8点だと分かっている答えを書けば、
両方不正解だけど二問で合計14点取れるから、他が満点なら合格だ。
でも、その両方とも不正解だと分かって答えを書くのが嫌だ。
両方とも10点の合計20点狙いで行って、両方間違って8点なら、他が満点でも不合格になる。
でも片方が10点だったら、もう片方が4点でも問題ない。
ただし、この二問が出来ても、他で間違わないという保障はないので、20点狙っていきたい。

先月の12月号でも同じような葛藤をした。
一問目で特急ヒラキが選択肢にあるが、それ以上に危険かも知れない所が一箇所あった。
他の二つは論外なので、ここは8点狙いで、結局外れたので8点だった。
二問目は今月と同様、選択肢だけみてテスト対策術で二つ除外し、残りが10点か4点だ。
これは10点狙って外したので4点だった。
他は自信を持って答えたので全部正解でも、これで92点だ。
ちなみに解答の解説を見ても、全く説明不足で、正解に納得がいっていない。
一問目はヒラキがよいという解説だが、そんなことは分かった上で、それ以上かも知れないと選んだから、
正解を褒めるよりも、不正解がどのくらい負けてるのかを知りたかった。
二問目だって、正解の所は手を抜いてもシチョウに出来ると判断して、別の選択肢にしたんだから、
そこで手を抜くとどうされていたのかを書いて欲しかったし、これじゃ何も伝わらない。
問題を解いて答えをみて、これほどまでに何も進歩しないなんて、あまりにも無駄だ。

死活や攻め合いはこの程度の問題で良いと思うが、布石は難しいどころか勉強にもならない。
例の八段まで認定する紙上認定の布石を、囲碁未来と同レベルだと感じたわけだが、
それって、あたしのような素人からみたら、どっちも難しすぎだから同レベルだと感じたんだろうな。
ますますあの紙上認定で初段も取れない予感がしてきた。
そして囲碁未来も毎月送るのは面倒になってきたし、今回合格出来なきゃそれで終わりになりそう。