真魚2.09

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なんか、更新した場所がたくさんあるので、ここらでいったん出しておく。
結構燃え尽きてるので次があるかはわからないが。

前回の2.08ではEmEditorフリー版に影響を受けた部分が多少あったわけだが、
今回は萌ディタの開発日記に影響を受けた部分がいっぱいある。
やっぱりユニコードでプロポーショナル対応なエディタは参考になるな。
SJISのエディタだと参考にしなくてもTEditorのソース読めばいいからね。
TEditorを研究してパクりながら作った真魚なので、
SJIS限定の常識が通用しないユニコード特有の部分がまだまだだっていう事もあるし。

ただし、いくらよそのエディタの影響を受けても、やりたくないものだっていろいろある。
特に、メニューやダイアログに新項目が増えることで、旧項目を探しにくくなるのが嫌。
たとえ話になるが、サイトがYahoo!に登録され、競合サイトがなければ目立つのに、
競合サイトがどんどん登録されたら、だんだん目立たなくなるじゃない。
お気に入りに入れても、そのお気に入りが多くなるともう探すのつらいじゃない。
初めて使うソフトも、何か設定したくてもその設定がどこにあるか探すのってつらいじゃない。
だから、選択肢は多い方が良いっていうけど、それは選択できる人だけの話であって、
選択肢はない方が良いっていうのが一応理想としてある。
出来る機能はなんでもつけるっていう路線はあまり好ましくない。

逆にどんどん対応したい機能ってのもあって、
昨日のCtrl + Hなんか、その機能がついていても見えないから邪魔にはならないとか、
Alt押して矩形選択できても、矩形選択しない人の邪魔にはならないとか、
いらない人の邪魔にならず、欲しい人は教えなくても使える、っていうのがいい。
JISX0212補助漢字領域を読み込めることが、操作を複雑にしたりはしないっていうのがいい。
メモ帳でも出来るんだから、当たり前にフランス語や中国語を入力してみたとか、
当然出来るだろうとやってみたら、当然できたから別にありがたくないっていうのがいい。
そういう見えない部分の、出来るかどうかやってみたら出来たっていうのが好み。
だからさ、アレも対応、コレも対応、ってユーザーが知らない言葉を並べずに、
対応してて当たり前だから書きませんよ、
っていう姿勢で、シンプルなのに高性能なOS標準のメモ帳って偉大なんだよね。
真魚のコンポ部分の名前にコンセプトは反映されていて、
TEditorはEditorとして、TNotePadはNotePadとして作られたわけで、
TEditorよりもメモ帳に近いのものを作るってのは最初から決まっていたこと。

今回の更新はいろいろやったけど、増えた項目はネガポジ反転のみ。
今後もやろうと思えばいくらでもやることは出てくると思うが、複雑にはしたくない。

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