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いまさらようやく気がついたが、詰碁は面白おかしく楽しむために作られた形と、 作られなくても自然に生じる形があり、面白い詰碁ってのは面白く作った詰碁の方なんだなと。 作られた詰碁は面白さに存在価値があり、自然な詰碁は実戦に応用出来ることに存在価値がある。 どうせ詰碁をやるなら、実戦で登場しうる詰碁をやった方がいいという結論に、ようやく到達した。 だが、実戦で生じる形というのはまだまだ難しい。 10手以上読めないとわからない形が多く、わから…続きを読む
必殺の詰碁と言うのを読み始めた。 第一章 有段挑戦の詰碁 40問 第二章 必殺の詰碁 40問 第三章 高段挑戦の詰碁 39問 となっていて、さすがに第二章は殺しのみだが、他は生きる問題もある。 手番統一の詰碁しかやらないつもりだったが、この本は白先の問題が1問しかないので、 なんならその1問を破って捨てれば、めでたく黒先に統一ということで、 実際にそうするつもりで、すなわち、その問題に永久にオサラバするつもりで、最初にその問題をやった。…続きを読む
一冊の詰碁集に様々な難易度の詰碁を掲載し、対象読者を増やす方針もあるだろうが、 そうやって作られた本は、ちょうどいい難易度の問題が少なくなってしまう。 たとえば10級から初段まで、多くの人が楽しめるってのが売りの本を5級の人が買うと、 最初の方は簡単すぎてつまらないし、最後の方は難しすぎてつまらない。 誰が読んでも楽しめるつもりが、誰が読んでもちょっとしか楽しめない事になってしまう。 そうならないよう、一冊の詰碁集であまり対象読者を広げ…続きを読む
とあるサイトでのレビューを見て良さそうだったので、自分で立ち読みすることなくAmazonで詰碁を買った。 名前がまぎらわしいのだが、「六段挑戦の詰碁」ではなく、「六段合格の死活」でもなく、 「六段挑戦の実戦死活」は、六段と書いてあるけど初段レベルだという事と、 著者が趙治勲であることとの二つの理由で、ふと手を出してみた。 失敗は覚悟しての上。 案の定、黒番統一はナシだったので、頭の切替に毎問1秒くらいロスする。 正解図も、正解ページのど…続きを読む
囲碁の本だけでも、カラーボックスの2段分を占拠するほど買った。 五回も読み返している本もあれば、前書きしか読んでない本もある。 前書きしか読んでない本を読めばいいのに、似たような別の本を新たに買って読みたがる。 本をあまり買わないよう、いつも反省を繰り返しているのだが、それでも買ってしまう。 で、せっかくいっぱいあるんだから、詰碁だけでも比較してサイトに1ページ作りたい。 問題が簡単だとか難しいとかなら、ネットで検索すれば書評が見つかる…続きを読む
何度も繰り返し読む本は、作りが丈夫でないといけない。 日本棋院の囲碁文庫は、カバーの表面材質がビニールじゃないので手の汗を吸い、ボロボロになる。 一度読んでおしまいなら問題ないが、持ち歩いて何度も読み返すつもりだと、耐久度が不安になる。 そのカバーの弱点をカバーするため、透明ビニールカバーを装着して一安心かと思っていたのに、 最後のページが表紙につられてその前のページから分離した。 説明しづらいがこれ。 「初段合格の死活」は、黒番統一だ…続きを読む
昔から「津軽の手長、南部の人殺し」と、いや、昔からというよりは、昔しか言ってなかったな。 今となっては同じ青森県だし、気候は全然違うけど生活レベルには大差ないだろうから、 人の性格もそれほど違ってないと思うが、そうでなかった時代の統計による話だ。 手長とはすなわち盗むということで、我々、旧津軽藩の人間は泥棒予備軍の血をひき、 八戸とかの旧南部藩の人間は殺人予備軍の血をひいている。 全国統一で日本語教育が行われている今では、各地域で祖先か…続きを読む
予想外に早く来た囲碁未来と、予想してなかった追試だけでも、正月に暇することはなかったが、 年末にAmazonから届いた書籍があるので、読む時間がなくて寝不足になってしまう。 「もっとひと目の詰碁」は、気に入った前作の続編だから買わないわけはない。 でも、詰碁はたくさん売ってるし、たくさん持ってるので、よっぽど良くないと本棚に眠ることになる。 よっぽど良いかどうかの個人的な基準はさんざん書いてきたが、どうやら全て満たしていたようだ。 黒番…続きを読む
囲碁の勉強を始めた時、最初に買った本の著者が趙治勲。 日本のタイトルを総なめにした朝鮮人らしく、今でも現役でやっている。 あたしは国粋主義なので、むしろ強い朝鮮人がいると闘志を燃やし、 この人の本はたくさん買ったし、どういう人なのか注目してきた。 最初は、言葉もカタコトの外人丸出しだと思っていたが、全然そうでもないらしい。 本を何冊も買って読んだ以外には、NHK杯で2回見ている。 本のカバーに使ってある写真はさすがに小綺麗だが、テレビで…続きを読む
アマゾンの評価と、書店での仕入れ具合から、人気がある本なんだろうという判断で、9月に買った本。 9月に買ったにも関わらず、18ページまでの序章しか読まずに本棚に眠っていた。 もちろん、日本棋院の囲碁文庫のカバー強度の問題であって、中身に不満だったわけではない。 ビニールカバーを装着し、もう一度序章から読んでみた。 序章は不親切で難しい。 「天下初段」シリーズと言うことで、初心者は相手にしていないという事かも知れない。 「実戦手筋の急所」…続きを読む
囲碁未来の認定問題で、「手筋」として出題されるのは「攻め合い」だ。 あたしは最近、いわゆる死活だけやっているが、攻め合いもまぁまぁ面白いと感じた。 ところが、一冊の詰碁集の中で、ほとんどが死活でたまに攻め合いだとやる気がなくなるんだな。 これは、ラーメンを食べたい時に連れて行かれたカレー屋のようなもので、 たとえカレーが美味しくても、ラーメンを食べられなくて逆にストレスにすら感じてしまう。 攻め合いはそれだけ集めた本をほぼ手つかずで持っ…続きを読む
日本棋院の囲碁文庫シリーズは、カバーがビニールじゃないので、手の汗でボロボロになっちゃう。 だから、買ってしまった本でもあまり触りたくないし、欲しい本も買いたくない状態が続いていた。 それで先日、囲碁文庫シリーズのために透明カバーを大量購入。 一冊だけだったら透明じゃなくても何の本かわかるけど、本棚にたくさん並べるなら透明じゃないとね。 これで何の憂いもなくなって、初段合格の死活というのを買ってみた。 まず、パラパラめくったが、おそらく…続きを読む
日記とは言え、買った物とその理由を書くという個人的な暮らしの報告が多すぎるか。 今朝、テレビでかかとの角質を取る棒が売れているというのをやっていて、そっちはあまり興味ない。 角質を気にしたことはなく、今まで取ったことがない物を取らなきゃいけないという危機感もない。 角質が取れれば面白いかも知れないが、取る必要性を感じない物に3000円は高い。 毛穴スッキリさせるのも面白いけど、面白いだけで必要性がわからないのと同様。 でも、その棒と同じ…続きを読む
ひと目の詰碁とひと目の手筋を久しぶりにやって、成長を実感できたので、 暗記するほど繰り返して本当に暗記しちゃうってのも悪くないと確信した。 そこで、しばらくサボっていた詰碁を再開し、出来るならほかの詰碁も丸暗記してみたい。 暗記するのは石田芳夫の基本詰碁と実戦詰碁の二冊。 依田の基本の詰碁と基本詰碁の二冊に比べて、黒番統一で攻めの章と守りの章が分かれているなど、 問題に集中しやすいので繰り返しやるのに向いていると判断しての選別。 という…続きを読む
本屋に行くと目的以外の本まで欲しくなって買っちゃう事が多いし、 Amazonで買うと中身を確認できないから不満足だったりするし、どっちも一長一短。 買わないつもりの時はどっちも見ない方が良い。 だが、日曜日で嫁の散髪中の待ち時間が発生し、たいした目的もなく囲碁コーナーへ。 詰碁と手筋は両方大事って事だったが、最近は詰碁ばっかりやってるので、 タイトルに手筋と書いてある本を重点的にチェック。 成美堂の山下敬吾は、詰碁も手筋も黒番統一で良さ…続きを読む