リバウンドの逆利用
6月は割りと一気にやせたので、7月は一生懸命食べて当然元通り以上には太るつもりだった。
いわゆるリバウンドをわざとするはずだった。
しかし、おそらく暑さのせいだろうがあまり食欲が増えず、これ以上食べれなくて増量失敗。
今回はそういう環境的なマイナスもあって失敗したが、それさえなければどうなったかについて。
あくまで素人考えなので、実際はそうならないかも知れないが、期待していたことについて。
ちまたでよく、余り急激にダイエットすると、ダイエットをやめたときにすぐ太るよって話が出る。
そりゃね、やせた後の状態ってのは、やせる前の状態よりも燃費がよくなっている。
デブよりガリは食べる量が少なくて済むんだから、せっかくガリになったのにデブと同じ量食べたら絶対太る。
だから普通は、せっかく食べる量を減らしたなら、もう二度と食べる量を増やさないのが鉄則。
その鉄則をあえて犯して、リバウンドを逆利用しようという計画があたしにはあった。
すなわち6月は少なくとも30代になってからは一番軽い状態まで減らしたわけだから、
その軽い状態のあたしは、今までで一番低燃費で、今までと同じ量の飯は食い過ぎになるわけだ。
食い過ぎの状態ってのは、筋トレで筋肉を増やすのに間違いなく好都合なはず。
普段より多く食べるのが苦手だから、普段通りにしか食べてないのに食い過ぎ状態を誘発できるって、
食が細い人間にとってはリバウンドしそうな状況が一番好ましい。
普段通りの食事をして、普段通り以上にエネルギーが余る状態になって、
普通はその状態で余ったエネルギーは脂肪として蓄えられるだけだけれども、
プロホ摂取してプロテインをザブザブ飲んで筋トレしてたら、少なからず筋肉増強にも回されるだろう。
よって、この7月はあたしのこれまでのプロホサイクルの内でも最も成果を上げる大増量になるはずだった。
はずだったが、そううまくは行かなかった。
でも理屈上は、筋肉が維持か増強されるレベルで筋トレしてさえいれば、
減量と増量を繰り返すほどに、脂肪が減って筋肉が増えるということになると思う。
筋トレしてない場合は、減量と増量を繰り返すとどんどん脂肪の割合が増えて底なし沼にはまる。
スロトレの本では、筋トレは常にやって、ダイエットは太ってきたなと思ったときだけする事になってたが、
確かにそうすることで、本のタイトル通り一生太らないと言うことは可能ではないかと思えてきた。
ただし、本に書いてあるスロトレが十分な筋トレかどうかはわからないし、
誰しもが本に書いてある通りのトレーニングを正確にこなせるかもわからないし、
プロホなりファットバーナーなり薬物に頼らずにやる場合の効率もどんなものかって事はある。
太る事を気にせず常に緩やかな増量気分でいるより、定期的に減量を利用して増量する方が良いはず。
それがあたしの場合は奇数月と偶数月でってやるわけだが、その期間の長さの善し悪しはわからない。
むしろ短い方がリバウンドしそうなイメージがあって、リバウンドしたいのでちょうどよさそうに思う。