イメージで覚える
今一番欲しいのは、ヨセに関する最も基本的なことを扱った本だが、新品は既に入手困難なようだ。
布石とか詰碁とかはたくさん出てるのに、ヨセで初心者向けのものは趙治勲しかなかったのに、
それが刷られなくなってしまったということは、近い内にそこを補完する新刊が出るだろうと楽観はしているが、
これからは古本屋とかをなるべくチェックしようと思っている。
今のところ、まだまだ他にも読みたい囲碁本があるので、ヨセは後回しでも全然構わない。
ブックオフの囲碁将棋コーナーには、将棋の本だけ10冊くらいあり、囲碁の本はなかった。
で、今読み始めたやつは、「楽に」とかって書いてあるけど結構苦しんで読んでいる。
図解ばっかり多くてあまり字が書いてないので、さっさと読み進めることも可能なやさしい本なのだが、
無意識ながら図をだいぶ丁寧に眺めているらしく、なかなか先に進まない。
というのも、この本は図を見てなんとなく良い形だとか悪い形だとか感じることが目的だ。
最初の方に書いてあるのだが、プロは良い形を覚えてるからその通りに打ってるんだって。
なるほど、こう来たらこう返すのが当たり前だというパターンをどんどん体で覚えていけば、
あまり考えなくても次にどう打てばいいか自然に出てくるわな。
プロは子供の頃からプロの碁を見てるから、良い形がすごくたくさん頭に詰まってるらしい。
これは信憑性がある。
それを信じて、確かに自分の実戦経験も必要だが、上手い人の観戦も必要だと実感した。
日曜日のNHK杯だけじゃなく、なるべく多くのプロ同士の対局を見た方が良いと感じた。
そこで、プロの対局をどうやってみるかというと、幽玄の間の中継が手っ取り早そうじゃないか。
負けはまだしも死石の指定方法が分らなくて、しばらくやらないことにした幽玄の間だが、
いつまでも避け続けるわけにはいかないということで先日起動したのだが、
一週間が過ぎたので無料会員と言うことになり、プロの対局は無料じゃ見れないと表示された。
自分が対局できるかどうかはさておき、プロの対局が毎日見れる事への対価が月2100円なら悪くはない。
これを目当てで有料登録してしまおうと決意した。
登録した月は無料ということだから、8月31日に登録するより9月1日に登録した方が得だと思い、
一夜明けたのだが、よく見たら8月31日までに登録すると1ヶ月無料が付くって書いてるじゃん。
そしたら別に待つ必要などなかった。
プロの観戦が出来るほかに、どんなメリットがあるのか調べてみた。
というか、以前は無料だと何が制限されるかをサイトで探すことすら出来なかったのだが、
「会員メニュー紹介」というところをクリックしたらあった。
なるほど、無料の人は「無料会員」ではなく「無料利用者」だったのか。
だから「会員」と言えば「有料会員」の事だし、「会員メニュー」と書けば有料サービスの事で、
いちいち有料って書かなくても伝わるつもりでサイトを構成したな。
少なくともあたしには伝わらず、金を払えばどんな得があるかをサイトで探すことが出来なかったよ。
あたしがこの一覧表を見つけたのは、「会員メニュー紹介」をクリックしたからではなく、
別の所からリンクで飛んでいったからだ。
目を通すと、観戦は出来ると書いてあるが、プロ戦以外は自由と言うことだろうな。
対局も出来るが、自分から申し込むのは月5回のみということだろうか。
無料だと出来ないことばっかりで、幽玄のまで無料利用するくらいならよそでやった方が良いようだ。
しかし有料で利用すれば、よその無料のところより良さそうだな。
もっとも気になったのは、有料会員特典「日本棋院免状申請資格付与」だ。
そうか、幽玄の間の会員も日本棋院の会員と言うことになるのか。
本当は囲碁未来の年間購読会員になろうと思っていたのだが、幽玄の間だけで良いなら迷う所。
ともかく今日にでも登録してしまおう。