古碁名局集とか
子供が風邪で保育園を休み、マグネット碁盤で遊んだらしく、壊滅的に散らかっていた。
でも楽々片付けられた。
これでもう怖くない。
おそらく碁石を数個なくしているのだろうが、いちいち数えてないから知らん。
このまま紛失し続けて、棋譜並べに支障を来すほどになったらまた買えばいい。
2000円弱だし。
しまうのが苦痛でなくなったことで、気軽に出してどんどん使っている。
名局集の棋譜のみならず、囲碁未来の1コーナーさえも並べながら読んでみたり。
名局集は、とりあえずざっと、誰対誰でいつのものかを流し読みし、
順番無視で良さそうなやつから数局、手を付けた。
良さそうなの基準は、より後半まで分けて書いているやつ。
160手ぐらいまでを10手ぐらいずつに分けて書かれていると、その160手まではとても並べやすい。
ヨセまで並べる気はなく、そこまででおしまいにする。
30手ぐらいまでしか解説してない棋譜もあり、、あとは100手ごとの総譜しかないのは並べにくい。
30手まで並べて終わりじゃ物足りないし、100手まで探すのが面倒だし。
つーわけで、いつの誰かはとりあえず置いといて、並べやすそうなやつを繰り返しやる。
依田のコラムで、同じ棋譜を三回以上並べろと書いてあったので、それには従ってみる。
三回並べると結構覚えるもので、本を見ないで数十手ならべ、一気に数ページめくったりする。
各棋譜に、どれがなぜ好きなのかみたいな事が書いてあるわけだが、
あたしはまだ好きとか嫌いとかなく、とにかくあちこち飛ぶやつは覚えにくく、そうでないやつは覚えやすく、
覚えやすいやつは覚えたことが面白いし、覚えにくいやつは何度も本を見て面倒くさい。
好き嫌いの差はその程度。
古碁なのでコミがなく、黒有利ということで、どっちが黒を持つかを表す単語がわからなかった。
先先先、先相先、先などと書いてある。
しかも、先番って書いてある位置が紛らわしく、先番と先先先はどっちが黒番なのかと悩んでしまった。
この問題はググって解決したけれども、ググる前はわからなかったので、
どっちが黒なのか、どっちが勝ったのか、わからないままに棋譜を並べ、
もはや誰の棋譜かはどうでもいいって感じになってしまった。
並べるだけで強くなると書いてあるが、他の棋譜よりどの辺が強くなりそうなポイントかは不明。
ただ依田が好きな棋譜を集めただけじゃないのかなと感じた。
本当に並べるだけで強くなる事を目的とし、強くなるための厳選棋譜って感じで、
古碁でも現代でも外国でも、これぞというものをチョイスして売る方が良いと思う。