ALLOUTのトレーニンググローブを使い始めたら、完璧な物はないんだという諦めに到達した。
これでグローブ難民からは脱出できたかも知れない。

GW SPORTSのグローブは手の甲のメッシュがガサガサしてかゆくて集中出来ない。
それ以前は布面積が最小限で、手の甲がオープンな物を使ってたから慣れないだけかと思った。
でもALLOUTを試したら、手の甲が露出しないのに全然不快感がなく、肌着のようにフィットする。
一回付けただけでGW SPORTSはすぐダメでALLOUTはすぐ良いなと思ってしまった。
筋トレ休みの日に到着したので、付けたまましばらく日常生活したけど普通に馴染む感じだ。
リストラップ部分は他のグローブより長くて、巻くのが面倒くさい反面、しっかり固定される。
ただし、手はデカいのでLサイズを買ったら、手首は細いのでマジックテープが余る。
異常に手がデカくて異常に手首が細い人向けの特注品じゃないと、あたしには合う物がないようだ。
手のひら部分はクッションなしなので、懸垂では滑り止めにはなるけど痛みの軽減がない。
Amazonで様々なグローブのレビューを読むと、クッションが好きな人と嫌いな人に別れる。
あたしはクッションありの方がグリップ強い気がして好きだが、ありだと握りにくい人も多い。
どんな種目にどんな理由で使ってるかによって、どっちが良いのかも別れるかも知れない。
あたしはそもそも、サーキットトレーニングで種目ごとに付けたり外したりしないからグローブを使う。
リストラップ付けっぱなしで、なおかつ液体チョークを使わなくて良い状態がグローブの理想だ。
それって、ALLOUTなら手首が最も固定され、素手に近い薄さで滑り止めにもなって良いのかなと。

ただ、薄くて良いってんならLP-worksも薄いので、また左右違いにして比べたのよ。
したらやっぱりLP-worksは薄いからじゃなくて、別の理由で滑りやすいのかも。
LP-worksを付けた方だけ、なぜかジワジワずり下がって来ちゃうね。
ALLOUTはしっかりグリップできてるけど、生地が手のひらに食い込んで逆に素手より痛いかも。
窮屈ではなく、滑らなくしようとする力が食い込みを発生させてる感じがある。
FREETOOはクッションで受け止めてずり下がらないようにしてる感じがある。
GW SPORTSはあたしの握り方だとクッションのないところが当たって何も機能しない。
邪魔なクッションが入っててなおかつ必要なクッションが入ってない状態になってしまう。

そういうわけなのでここからはしばらくALLOUTに慣れて、気になるところは妥協して使おうかと。
これがベストではないが、たぶんベストを探すのは不可能だ。
探せば見つかるような気がしなくなって、グローブ難民は終了かな。
あ、ALLOUTは最初から糸がほつれてるところがあり、さらにほつれそうだからチョキチョキした。
品質は良くはないね。
オススメではない。
ただ、他のはXLでも小さいと感じたのにALLOUTはLがちょうど良いと感じた。
大きいサイズへの難民って事だけはこれで解消された。
よそのXLは手が大きい人に試着させてないんじゃないかと疑うほどしっくりこなかった。
そういう事を考えちゃうほどに、まぁALLOUTって縫製が粗悪でも設計が優良なのかなと。