平成ライダーの中でも好きなやつと嫌いなやつがあって、好きなやつは再放送も見てる。
なんだかんだでほとんどのライダーは見返す機会があったのに、カブトだけなかった。
この度Amazonプライムで、本放送以来なぜか見る機会のなかったカブトを見ている。
カブトは好きだったから、何かの拍子に見るチャンスを伺っていた。
でも他のライダーはちょくちょく見るけど、カブトだけ全然見る機会がない。
何かの権利が絡んでるのかと疑うほど、カブトだけ見るチャンスがない。
あ、無料の範囲でな。
金払えばいくらでもあるんだよ。
無料のつもりになってるけど嫁がAmazon会員だから金は払ってるんだ。
本放送以来で、ずっと見たかったやつだから喜んでみている。
かなり忘れちゃってるけど、やっぱりこれ面白いわ。
上手い役者と下手な役者の差が大きすぎて、下手な人が目立っちゃうのは残念だが。
いや、下手な人の下手さが目立つって事は、上手な人の上手さを誉めるべき。
この人は下手だって感じる人以外は、全員すごく上手って事なんだろう。
当時どう思ってたが忘れたが、今見ると「もう一人の主人公」が輝いてるわ。
「ドラえもん」がのび太視点なのと同じで、カブトはガタック視点なんだな。
カブトはもともと好きだったが、今はガタックがかなり好きになった。

そして今回思ったのは、人間に擬態するワームの性質が面白い。
単に見た目が人間になるだけなら、ほかのライダーの敵でも何度も出て来た。
でもワームの場合、擬態した人間の記憶をコピーできてしまう。
人間になりすまして、本人しか知り得ない情報まで持っている。
そのせいで、肉親でも本人と区別がつかない状況を発生させている。
自分の家族が殺されて、その家族になりすましているやつがいるわけだ。
その殺された方はもういないけど、記憶は丸々、殺した側にコピーされている。
想い出の共有が出来る相手は、それを奪ったやつだけになってしまう。
ガタックの人は弟を失い、でも弟の記憶はワームにコピーされている。
大切な人の生きた証を自分の手で消滅させる事が出来るのか？って話になる。

あとサソードの人は記憶を引き継いでるから自分が自分のカタキになってるし。
人間だと思って見てたやつが途中でワームだと判明する話になっている。
じゃあ他にも、こいつもワームかも知れないとか思って見てしまう。
久しぶりすぎてほとんど忘れてるからなおさら。
実はオルフェノクだった、実はファンガイアだった、のパターンが好きだ。

Amazonプライムは仮面ライダーに強いようで、他にも色々ラインナップされてた。
クリックしてみるまでそれが無料かどうかは表示されないから確かめてはいない。
見たかったのは、ずっと見る機会がなかったカブトのみ。
他は別にもう何度も見てるし、プライムに見る物がなくなるまで後回しでもいい。