ライトユーザーは判別できない
あたしが昔ちょうど米国のサプリに興味を持った時代に、ちょうどステロイドがサプリだった。
ステロイドなのかプロホルモンなのか微妙なところを開発して、サプリとして売られていた。
だから当時かなり低いハードルで、サプリとして様々なステロイドを試すことが出来た。
サプリだから注射はないけど、17メチル経口剤やら舌下吸収やらで出回ってた。
あたしは理科が好きで体育が嫌いなので、プロホルモンは大変面白い理科として買いあさった。
今でも入手は出来るけど、普通のサプリ屋から普通に買える感じではなくなった。
それにより、自宅のプロホルモンのストックがなくなり次第、筋トレからも興味がなくなった。
その、あたしと同じ時代に米国のサプリとしてプロホルモンを買った人は結構いるはず。
今はナチュラルでユーチューバーをやってる人の中にも、プロホルモン経験者はいるはずだ。
たとえ現在ナチュラルでも、一度でもステロイドに手を出した人は生涯ユーザー扱いされる。
昔プロホルモンを試したよって話は、たかが米国のサプリを買って飲んだだけの過去にすぎない。
けどその人はユーザー扱いになるので、YouTubeをやってる人はそれすら公表出来なくなる。
当時の基準ではステロイドじゃなくサプリだったが、今の基準ではステロイドになった。
みたいなね、ユーチューバーがステロイドを公表出来ない一例としてはあると思うよ。
もしくは今のあたしみたいに、男性ホルモンの低下を感じて補う程度にやってる人もいるだろう。
あたしはプロホルモンを経験したから、どうせそれと同じ物として抵抗なく薬にシフトした。
そう言う似た境遇で、バキバキ筋肉じゃないのにユーザーな人も山ほどいるはず。
どのユーチューバーがステロイドをやってるかと探るチャンネルが複数ある。
しかし素人が探ってるので、見るポイントが聞きかじりなわけだ。
上記のような、ライトユーザーである可能性をまず考えていない。
ガイノになるとかバブルガットになるとかは、何万円だか何十万円だかステロイドに使ってる人だ。
あたしのように1日あたり何十円でステロイドをやってるユーチューバーだっているだろ。
そう言う人はほんの少しだけ筋肉がつきやすく、目に見える副作用なんか一切出さない。
プロとしてステージに立つ人じゃなく、筋肉で商売したいだけの人はそれで十分だ。
素人がやるユーザー判定は一切当てはまらない。
昔サプリでやってた人とか、今もやってるけど少量だって人が大勢いるだろう。
その大勢は誰も、素人が聞きかじったユーザーの特徴には当てはまりはしない。
あ、ロイドレイジは少量使用でもあると思うけど、動画じゃ見せないでしょ。
勃起しやすくなったりしにくくなったりもあると思うけど、それも動画じゃ見せるわけない。
そしたらライトユーザーを判定することは出来ない。
ライトだろうが何だろうがユーザーはユーザーなので、自分はライトだという言い訳が出来ない。
過去のプロホルモンだろうがステロイドには変わりないので、ナチュラルとは言えない。
そう言う微妙なユーザーがユーチューバーでいっぱいいるんだろうよ。
ゴリッゴリのユーザーなら見てわかるだろと言う態度でスルーできる。
けどゴリッゴリじゃないライトユーザーは、非常に微妙な態度を取らざるを得ない。
微妙な態度で誤魔化す人は良心が残ってるなぁと感じる。
良心のかけらもなくナチュラルを公言するユーザーもいて、ハート強いなぁと感じる。
実際、ハート強い人の薬物使用を検査する事は誰にも出来ないから、言わなきゃ永久にバレない。
だからライトユーザーも、堂々とナチュラルですって言っちまうことも全然出来るのよ。
けど言わないところがまだ良心だよなぁって思う。
薬は病気の人が使うものなので、筋肉が欲しい病の人は使っても不思議じゃない。
その人の病気治療法に他人がとやかく言う問題じゃない。
あぶり出してやろうという風潮があるせいで公言できてないだけだ。
公言したらYouTubeで商売できなくなるから、ずっと病気を隠し続けてるって事だ。
風当たりさえ強くなければカミングアウトしたい人ばっかりだと思うよ。
あ、あと大会に出ないと商売にならない人もいるよな。
商売のツールとして当然に薬物を利用して大会で勝とうとするだろうよ。
どの大会に出ようが、出るなら薬物は公言出来ないわな。
それも別にウソつきなんじゃなくて、いびつな社会構造にフィットさせてるだけだよ。
そいつらは本人の病気じゃなく社会の病気にあわせて薬を飲んでるんだよ。
よりマッチョな人の勧めるサプリを買い、よりマッチョな人の筋トレをマネする社会がある。
クソガリでも正しいことを言ってるかもしれないって耳を貸せないんだよね。