どっちも望まぬGSOMIA

GSOMIAはそもそも不要だけど、不要ではないふりをしなければいけない面倒な物。
だから、まるでこれがなくなれば誰かが困るんじゃないかと、不安になる必要はない。
昔からある米国対ソ連の、どっちにつくかと言えば日本は米国だ。
でも朝鮮はそれが微妙で、半島を二つの国で割っている。
その上半分はソ連だとしても、下半分は米国だよって言えるように様々な決まりがある。
そのうちの一つでしかないGSOMIAを消滅させるのは、米国が困るってだけなんだわ。
困るったって、まだまだ何をしたって朝鮮半島の下半分は米国の物だろ。
ほんの少しだけ亀裂が入るが、誰も本気で困ってる人はいない。
このことについて、日本は米国の味方であるとアピールが必要だ。
米国さんが困ってるんだからGSOMIAは継続しろよと、一応、形だけアピールしている。
本心は別に要らない。
下手したら当の米国さえ、別に要らないかなぁと思ってるかもまである。
関係ない。
日本はちゃんと継続を希望してますとアピールする必要があるが、国民が騒ぐ必要はない。
怖がることも何もない。
韓国「おまえのせいで俺は自殺するぞ、ほら、助けろ、金をくれ」
日本「落ち着けー、よく考えろー、早まるなー、お金はやらない」
ま、誰も困らないけど、一応は止めるふりをしないと米国さんがうるさいんで。

当初、単に韓国は自殺をほのめかしてゆすりに来てるだけとしか思ってなかった。
でも今となっては、そのゆすりが無駄だとわかってもやめないのが気になった。
バカじゃないんだから、効かないゆすりで本当に死ぬわけないじゃん。
バカでも一応はメリットがあると思ってやってるはずだ。
そうそう、これって韓国にメリットがあるんだよ。
韓国はGSOMIAを破棄しても米国に叱られないように、この状況を作ったんだ。
日本は一応、GSOMIA破棄しないで欲しいふりをしてるだろ。
韓国も同じで、GSOMIAを破棄したくないふりをしている。
つまり破棄したいんだよ。
破棄にメリットがある。
が、普通に破棄すると米国さんに叱られる。
そうだ、日本が悪いせいで仕方なく破棄することにしてしまおう。
韓国「破棄したくなかったんですが、日本が悪いんです、仕方なくやったんです」
はい、韓国は自国の利益、悪いのは日本、といういつものパターン。
なんのメリットがあるかまでは知らないが、これしか考えられない。
たとえば韓国国内に対してなのかも知れないし、中国やロシアに対してかもしれない。

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