アーカイブ

2009年 11月 20日 のアーカイブ

嫁が風邪を引いて、ビタミンを何かで摂取しようと言い出したので説明したが、
そう言うのは、不足してれば補うことで、マイナスをゼロにまでは持って行けるが、
たくさん摂取してもゼロをプラスには出来ないんだから、不足が不安ならあたしのMVMを飲めばいいし、
それ以上多量にビタミン摂取したって風邪が早く治るわけでもない。
なるべく薬を飲まずになるべく早く治したいと思うと、何を食えば治るかと考えるのが人情だが、
栄養摂取によって出来る事には限界があるわけだ。

あたしは一般成人男性レベルを目指す、一般以下レベルの筋力の人間だから、
わざわざプロテインを買って飲まなくても、タンパク摂取が足りないなんて事はほとんど無いはず。
それでも、おにぎりや麺しか食べない日もあるし小食だから、飲んでおけば不足したときも安心だ。
プロテインに関しても、マイナスをゼロにするために必要なのであり、ゼロをプラスにする物ではない。
ということで、自分のプロテイン摂取が、ちゃんとマイナスをゼロにするために貢献しているかどうかと、
十分に貢献しすぎてそれ以上の摂取が無駄になってないかという事を考えたりする。

そこで引き合いに出すのがビタミンだが、たとえば一気に三日分飲んでも、三日も体内には留まらない。
特に水溶性のビタミンはすぐに排泄されるので、一日一回より、複数回に分けてチビチビ摂取が望ましい。
そのチビチビ摂取が面倒だから、今飲んでるDualtabsはタイムリリース加工になっていて、
一気に吸収されずにじわりじわりと吸収されると、一応メーカーでは説明している。
これと全く同じ事がプロテインの説明にもよく見かける。
ホエイだと吸収が速いが、長時間は血中濃度を保てないので、吸収が遅いプロテインを混ぜましたっての。
あたしはホエイしか飲んでないので、せっかく筋肉の材料だと思って飲んでるプロテインが、
飲んですぐは過剰摂取で無駄になり、それ以外の時間帯は濃度が低くて足りないとすれば、
たとえ栄養面を度外視して単においしくて飲んでるんだとしても、もったいなくて考えたくなる。

ちょうどそう思ってるときに、いつも利用してるショップに増えた新製品の混合プロテインだ。
たった50%しか蛋白質が含まれていないが、長時間血中濃度を保つことが出来るってやつ。
いつもは80%のホエイを飲んでるんだから、いつもと同じ量の蛋白質を飲むには、
いつもより多めに粉を飲まなきゃいけないので、大変不経済と言わざるを得ない。
しかし、いつもがそもそも飲みすぎで不経済、かつ血中濃度も保てず不経済だとすれば、
いつもより少ない蛋白質しか摂取しなくてもいい上に、長時間血中濃度を保てるのはありなのかなと。

プロコンプレックスは混合プロテインでありながら80%蛋白質なので、これを飲めば間違いないが、
ホエイより値段が高いし味のバリエーションが少ないので、ちょっとした高級品だ。
ナイトロコアは50%しか蛋白質じゃないので安いし、クッキークリーム味があるので気に入るかも知れない。
今までの大量に一度に飲むスタイルを無駄だと確信することが出来れば、
今までより含有量が少ないタイムリリースのプロテインの方がお得だと思う事も出来る。
逆に、タイムリリースなんか考えないで純粋な蛋白質の量を求めるならホエイの方が得だ。

どうせ体感とかわからないし、重要なのは自分でどっちが得か納得する事なんだから、
ホエイに疑問を感じたら混合を買ってみて、また含有率に疑問を感じたらホエイって繰り返せばいい。
いずれにしても、混合プロテインにはどんどん興味が沸いてきたので、来年は買うだろうな。