アーカイブ

2009年 11月 30日 のアーカイブ
1724 letters | 764 views | コメントする

うちの嫁ですら亀田と内藤の試合は見たいと言ったくらいに、国民の注目度は高かったが、
それって、面白いカードだったから視聴率も良かったのであって、試合自体は本当に面白かったか。
結果がわかっていたあたしにとって、楽しみは内容だけだったが、果たしてどこに面白さがあったか。

内藤のボクシングスタイルは、亀田に言わせたらゴキブリであり、それが彼の良い所でもある。
日本人で世界チャンプになるボクサーというのは、たいがい優等生のボクシングをするが、
内藤はそういう綺麗な戦いをするタイプではなく、まさにゴキブリのようにブザマに戦うのだが、
綺麗な優等生のボクシングをする相手を、下手くそなボクシングで倒しちゃうところが面白い。
あたしが内藤とかラバナレスの試合をついつい見ちゃうのは、彼らのボクシングが下手だからだ。
こんな下手なやつが、すごく上手なやつに勝っちゃうってのは、許せないから逆に見てしまう。
上手な人が上手に勝つのは当然のことだが、下手な人が勝つと言うことに納得できなさが気持ちいい。
こいつ、こんなに下手なのに、凡人にはわからない何かを持ってて、なぜか勝っちゃうんだよ、てのがいい。
そのゴキブリスタイルが、亀田戦ではほとんど出てなくて、単に下手すぎる踏み込みのフェイントだけ。
たまに内藤は自分の試合内容が悪かった事を謝罪するが、内容なら今回が一番悪かった。
ゴキブリも出来ず、上手なボクシングも出来ず、ただ下手なだけで全然面白くなかった。

亀田の方も全然亀スタイルじゃなくてサッパリ面白くなかった。
いや、これがむしろ勝ちに行くときの亀スタイルなのか。
どこぞの最初から話を付けてある外人さんとやる時は面白いボクシングをやるが、
話がついてない相手と戦うときは面白いボクシングは出来ないんだろうか。
だったらもう亀田には、全て台本ありの試合をさせて、調子に乗った面白いボクシングをさせても良いよ。
せっかく弟が、謹慎空けまでの短期間でそれなりに上手なボクシングをするようになったのに、
兄は進歩したかどうか全然わからないような、なんの魅力もないガチガチのボクシングでガッカリだ。
ビビりまくって動きが悪いと、見てる側もかわいそうになって全然つまらん。

実況がまた下手すぎてビックリしたし、酔っぱらってるんじゃないかと思ったほどだ。
クリームシチューにコメントを求めたことも、これって罰ゲームで呼ばれたのかと思ったほど恥ずかしかった。
赤井さんとか、こんな酷い試合を名勝負だと言わなきゃいけなくて散々だったろう。

内藤が面白い試合が出来なくなってきていたことは、前回までの防衛戦でもわかっていたので、
今負けて引退したとしても、見る側としては全然もったいなくないし、復活して欲しいとも思わない。
ドラマが見たい人は頑張って欲しいとか言うだろうが、ボクシングの内容しか見たくないあたしにとって、
内藤は終わった人だ。
知らない人に負けて終わるくらいなら亀田と宿命対決をやって終わる方がいいし、
最後に良い仕事をしてしっかり終わってめでたしめでたしって事で良かったよ。
では、まだ若くて将来ある亀田はどうかと言えば、こんなつまらないボクシングをするならもういらん。
パフォーマンスが見たい人とかは楽しめるのかも知れないが、ボクシングの内容はこんなじゃダメだ。
興毅は度胸が小さすぎて話にならん。
外人と八百長ショーをやってくれる方が爽快で良いよ。
亀田でガチンコはもうたくさん。

あたしの鼻はあまり正常に機能することはない。
よその人の感じられる臭いが感じられなかったり、または、良い臭いか悪い臭いかの判断がおかしい。
子供の頃は蓄膿だったが、大人になってからは風邪の時ぐらいしか鼻づまりにならなくなって、
呼吸がまともに出来るってだけでも助かっているが、しかし臭覚に関してはだいぶおかしい。
目が見えないとか耳が聞こえないとかと一緒で、鼻が悪かったら障害者扱いして欲しい所だ。
まぁ、あたしの場合は脳の障害の方が深刻なんだから、そっちの方が生活に支障が出てるけどな。

よその人にとって、プロテインのクッキー&クリーム味はまずくて飲めた物じゃないって人が多いらしいが、
あたしはこの味が抜群にうまいと思っているし、その原因は臭覚の障害じゃないかとにらんでいる。
なんだか、その他の風味って、おいしくもないプロテインを無理矢理飲むために味を添加した感じで、
そりゃ無理矢理味を付けてるんだから、このくらいのおいしさで十分だろうという寛容さを要するが、
クッキークリーム味だけは、味付けされた不味い物ではなく、完成されたスイーツなんじゃないかってほど、
他の味付けとは全く別次元の存在価値を感じる。
クッキークリームを味わっていなければ、プロテインはどれでもおいしいしどれでも良いって思っていた。
しかし今では、クッキークリームと他のプロテインとの落差は決して埋められないと思っていて、
他のは単なる味つけプロテインで、こいつだけは蛋白質の多いデザートだってくらいに思っている。
イチゴ味はイチゴっぽいけどイチゴじゃなく、チョコ味はチョコっぽいけどチョコじゃなく、
でもクッキークリーム味は、クッキーの粒が入っててクリーミーなわけで、他のとは全然違うんだな。
あたしにとってはそれほどまでにクッキークリーム味なのに、よその人が飲めないほど不味いって事は、
そりゃもうどう考えたって、臭いが普通の人にとって最悪で、あたしには平気なんだとしか思えない。
ダイマタイズのチョコ味も、あたしにとっては最も良い臭いのプロテインだったが、他の人には臭いんだろう。

あたしのおかしい臭覚に於いては、プロテインのクッキークリーム味の臭いが、
マンコや納豆の臭いと同系統であると判断している。
で、たしかにそのマンコや納豆の臭いが、飲んでるときだけでなく、飲み終わってからもしばらく残る。
臭いのきつさはわからないが、その持続するって言う現象から考えて、おそらく相当強いのだろう。
マンコにしろ納豆にしろ、そりゃ好きな人も嫌いな人も要るだろうし、嫌いな人はトコトン嫌いだろう。
トコトンは嫌いじゃないって人は、きっと慣れれば好きにもなるはずだ。
おそらくそのマンコ納豆プロテインも、ダメな人はダメだが、ダメでもない人にとっては、
むしろその他の貧弱な味付けと香りのプロテインなんかより、ハマればハマる要素は大きいはずだ。
こんな臭いを付けるなんてアホかっていう姿勢ではなく、こういう完成された品質だと思って、
不味い物に味付けして無理に飲むのではなく、これがうまいんだと思って飲めば最高にうまい。

シンサ6もナイトロコア24も魚の油が入ってるようで、栄養として必要かどうかはわからないが、
これは乳製品由来の脂肪を除去した分、他の油でおいしさをカバーするという選択らしく、
クッキークリーム味にさらに油のおいしさが追加されたらどこまでおいしくなるのか、楽しみで仕方ない。
今あるホエイをさっさと消費したくて、次に買う予定のナイトロコアが待ち遠しくて黙ってられない。