日本でも米国でもどこでも良いのだが、本当に効くサプリは薬物として管理される運命だ。
ほとんどのサプリは、効かないから普通に買えるのであり、効くものは処方箋がなきゃ買えなくなる。
処方箋が出るってのは病気って事であり、病気だったら買っても良いけど健康な人は買っちゃダメ。
健康な人が普通に買えるほどに害のない物は、それだけ効果も薄いって事になる。
少なくとも、病気の人にのませて病状を改善させるほどの効果がある物は買えないのが現実だ。
この現実に反していたらそれは妄想、すなわち気のせいであることは間違いない。
妄想や気のせいがダメって事ではなく、効くかどうかより効いた気がするかどうかを求める場合も多く、
あたしはどちらかと言えば効果より気のせいを求める方だ。
嘘でもなんでも良いから、せめて、何かに効きそうな嘘を上手に語ってくれれば、
あえてだまされて買ってみたくなるし、飲んでみて体に変化があれば、それがプラスの物でなくても結構だ。
飲むと体調が違うんだからきっと何かに効いてるに違いないと思わせてくれるサプリならまた買っちゃう。

で、実際効きそうだと思って買ったサプリが、たとえばDHCのフォースリーンもしばらく生産なしとか、
ホットロックスもなくなったり成分が変わったりとか、アンドロゲン関連も取扱いが激減したりで、
どんどん買えなくなっていくわけで、もう他に気のせいを起こさせるサプリがあんまりない。
そんな中、ある海外ショップサイトの荷物にはいつもチラシが入っているのだが、
プロホ製品を一掃したそのサイトでは、また別の新たな製品を宣伝していた。
販売元は某ホモの人のサイトでオススメしていたエーテル溶解型非メチル経口プロホといっしょで、
プロホと同じように何㎏も筋肉がアップするX-Factorとかいうやつだ。
それだけ見ると、プロホの大手がプロホに変わる物を開発したっていう時代の変化とも読める。
でも、成分をみると単なる魚の油なんだよな。

魚の油にもいろいろあって、オメガの何番とかいろいろあるうちの一つで、アラキドン酸というやつ。
日本でもサプリは出てるようだが、DHAと同じく脳に効くような効能しか語られていない。
しかしこれを海外で飲むと何㎏も筋肉が付く事になっている。
X-Factorだけじゃなく、その他のプロホ代替製品にも含まれているが、
例えば脳に効くと思って飲んだ日本人がいきなり筋肉付いてビックリしないのかとか、
筋肉に効くと思って飲んだ米国人がいきなり頭が良くなってビックリしないのかとか、実に疑わしい。
要するに気のせいを起こさせてるだけだが、サプリの役割なんて気のせい担当だと思ってるあたしには十分。
ただ、日米で現れる効果が違ってるせいで、その効果が小さそうな印象が付いてしまってアウト。
よく、そんなに小さいかもしくはゼロかも知れない効果をネタに、どんどんサプリを売り出すよな。

毒にも薬にもならないならまだしも、某2chで見た情報によると、毒になるかも知れないとのこと。
毒になるなら薬にもなるかも知れないが、日米で違う薬になるわけもなく、信じる気にはなれない。
同じく某2chの情報で、カテキン成分は肝臓に悪いと言うことになってて、
脂肪肝の解消のために、脂肪を消費しやすくすると言うCMの情報で、
いわば肝臓のためと思って肝臓に悪いサプリを飲んでいたのかと、もう飲み終わってだいぶ経っての感想。
1日摂取目安量が10円くらいで安く、効いた気もしなかったから、最終的には4倍飲んでいたんだよな。