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2009年 10月 29日 のアーカイブ

男性ホルモンの自然な分泌が多い方が筋肉の発達に有利だと言うことで、
サプリメントとかでも男性ホルモンが増えると謳う物があったりする。
しかし男性ホルモンが多いと体中が毛むくじゃらになるとか、逆に頭は薄くなるとも言われる。
性格が乱暴になるとかろくな事がないのに、それでも筋肉のために男性ホルモンを増やしたいのかと。
できれば、筋肉だけ増やして、他の男性ホルモンに由来する心や体の変化は少ない方が良い。
いや、もちろん乱暴になりたい人やハゲたい人もいるだろうから、万人には当てはまらないけれども。

筋肉になるべく効いて、男性化がなるべく少ないホルモンがいい物で、
それらはプロホルモンとかステロイドとかとして人気があったりする。
体に最初からあるテストステロンは、それらに比べて、筋肉にあまり効かないのに男性化作用が強い。
すなわち、もし本当にドーピングにならずに自己生産テストステロンが増えるサプリメントがあるとしても、
あまり筋肉には効いてないのにドーピング以上に男性化の副作用が強いなんて事になるわけだ。
ドーピングほどは男性化副作用がない程度のテストステロンでは、筋肉にもどうせ効かないことになる。

さらに悪いことに、テストステロンは女性ホルモンに変化しやすい。
ドーピングかどうかにかかわらず、筋肉が増えるほどの多量のテストステロンがあると、
そりゃ割合の問題で女性ホルモンも増えて体に女性的な特徴が出たりする。

あたしは少し前まで、テストステロンを筋肉の神様みたいにありがたがって崇拝していたが、
今では、副作用ばかりでろくに働かない悪者のように思えてしまっている。
スポーツをやってる人はルール上、自己生産のテストステロン以外の男性ホルモンは使えないが、
そうでないあたしにとっては、テストステロンなんか最低ランクの男性ホルモンだ。
自らの健康を管理する上で、男性ホルモンの有利な部分だけを強化した、
人工的な男性ホルモンが合法的に手に入るというのは実にラッキーだ。
しかも少し前の時代だと肝臓に悪い物しかなかったから、今で本当に良かった。

舌下吸収は肝臓にも悪くなく、男性化作用もなく、なおかつ筋肉に効くので、
あたしにはすごく良い物なのだが、サイトの売れ筋順でも上位に行けないという事情から察するに、
よその人は多少肝臓に悪くても、もっと強い男性ホルモンを欲しがるのだろう。
長年肝機能障害を気にかけてきたあたしには、よその人が肝臓を軽視しすぎだと感じるが。
たぶん、筋肉に効く感触が段違いで、一度やると無害な物には戻れないんだろう。

肝臓に悪い物を使うかどうかも、男性化作用が強い物を使うかどうかも、やはり人それぞれだ。
あたしの場合は、誰かと競うわけでもなく、好奇心はあるけど不健康は嫌なので、
やっぱりテストステロンがギリギリでアウトになるラインで、それより安全でかつ効果がないと不満だな。

以前何度か買い物したサイトでそう言う商品が全部撤去されてしまったら、
もう欲しい商品が全くなくて、そう言うサイトはどんどんブックマークから削除している。
基準がテストステロンになっちゃうと、ほとんどのサプリはそれ以下だから安くても買う価値を見いだせない。