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2008年 7月 22日 のアーカイブ

ここ二三日、軽く腰が痛い。
まぁたまに痛いんだが、生活できないほどではない。
嫁の薦めで、オイルマッサージに行ってきた。
で、マッサージを受けると何だというのか。
別に痛くなくなったわけでもないし。
ひょっとして、時間がたってから痛くなくなるのか。
だとしたら対照実験が出来ないので、揉まない場合はどうだったかもわからなくて曖昧だな。

あたしは肩や首が大変こっているらしいのだが、普段はそのこりに全然気がつかない。
気がつかなければ苦痛もないのに、マッサージされることで、その間は痛いし、
終わってからも、こりに気がついたせいか、それとも痛くて緊張したせいか、ずっと違和感がある。
違和感がそんなに悪い違和感じゃないし、まぁ気持ちいい気もするから良いのだが、
別に普段から苦痛を感じていない人が、多少なりとも苦痛を感じるようになってしまうわけで、
その苦痛の対価としてそれなりにメリットがないと、マッサージの存在意義を疑ってしまう。

あたしは痛いことが気持ちいい人ではない。
痛いなら、その痛みの損を補填する治療効果は絶対に必要だ。
「こんなに痛いんだから何か効果はあるはず」などという根拠のない発想もない。
痛みを与えただけで何の意味もないマッサージなら受けちゃダメ。
マッサージがクセになって、痛くして貰わないと気が済まない人も多いが、
痛い方が効果があると思い込む危険な渦に飲み込まれていないあたしとしては、
やはり、治療効果にしか興味がない。
何の効果もなくても気持ちいいからマッサージするって人も別に間違いじゃない。
しかし、腰が痛い今、マッサージしても気持ちいいだけで痛みが取れないなら、勘違いしてる場合じゃない。
そもそも、マッサージは凝った筋肉をほぐす、血行をよくするっていう目的でやるんだろ。
あたしの腰は筋肉が凝ってるとか、血行が悪くて痛いとは限らないのだが。

ともかく、そのオイルマッサージとやらは、点への攻撃ではなく線での攻撃が特徴。
すなわち、一発で秘孔を突くのではなく、秘孔から秘孔へとを通過するためにオイルを使う。
また、点での攻撃の場合、指の骨と背中の骨に筋肉が挟まれるわけだが、
線での攻撃は筋肉が横方向から押されるわけで、腱の部分は引っ張られる事になる。
なるほど、こういうやり方もあったのかと感心した。
感心しながらやられていたので、その間、自分の指も動いて無意識にマネして動いていて恥ずかしかった。

腰痛は右の腰なのだが、逆の左の腰に、揉まれるとメチャクチャ痛いポイントがあった。
そこだけは、あと一回揉まれたら痛いって言っちゃいそうな感じだった。