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2008年 7月 9日 のアーカイブ

使えば使うほど欲が出てきて、タブマンコに追加機能を二つ。

一つは、スタートアップに入れる機能。
というのも、これもやはりXPではどうでも良く、Vistaでの使い勝手に関係するのだが、
VistaはOS起動時に自動的にやってる仕事が多すぎて、そのせいで起動が遅くなることを回避するため、
その多すぎる仕事の内、重要でないものはわざと遅れて起動するようになった。
よって、重要なものが全て起動した時点でデスクトップが表示されるけれども、
その時点ではまだ全ての起動が終わっていないので、バックグラウンドで起動が続く。
それらが全て終わった時点でようやく、スタートメニューにあるスタートアップを起動するようだ。
パソコンを起動して一番最初にやりたいことがエクスプローラを使うことだった場合、
タブマンコが起動するのを待たないといけないようでは、OSの起動そのものが遅くなったも同然だ。
気休め程度でも速く起動させるため、スタートメニューじゃなく、レジストリに登録させることにした。
このあとさらに、ユーザーがmsconfigのチェックマークをつけたり外したりすることで、
レジストリに登録されたアプリの中でも順番を変えることが出来るらしいが、まだやってみてはいない。

もう一つは、マウスのホイールの回転をポインタ位置に送るっていう、昔から良くある機能。
エクスプローラの左ペインをスクロールさせるために、フォーカス移動するのが面倒だったので、
捕まえたエクスプローラに対してだけでも、ホイール回転をポインタ位置に送るようにしたかったのだが、
エクスプローラに対してだけやるより、全体でやっちゃった方が楽なのでそうした。
ホイール付きのインテリマウスを初期の頃から使い、ドライバの仕様変更を見てきたあたしは、
この機能が元々はインテリマウスのドライバに搭載されていた事を覚えている。
ドライバによっては最初から搭載されているような機能を、ドライバじゃないアプリが実装したら、
ドライバとアプリがぶつかって不具合を起こすんじゃないかと思って、
不便ながらもこの辺はあきらめて使ってきた。
でもいっこうにドライバはそういう機能を備えそうもないし、それ専用に一つソフトを常駐させたくないので、
どうせ常駐させるタブマンコで、どうせ既にグローバルフックを使ってるから追加コードは数行だったので、
追加機能として実装してしまった。

裏エクスプローラを作った時点では、アプリのウィンドウ切り替えで音を鳴らす機能が手放せなくて、
どうせグローバルフックをしてるからついでにやってしまおうということで実装した。
今はそういう機能が要らないのでつけてはいない。
それに比べたら、まだ、エクスプローラのホイールスクロールを便利にしたいということで、
本体の機能にちょっとは関連がある追加機能だ。