アーカイブ

2008年 7月 11日 のアーカイブ

写真の印刷で、以前からイラっと来る事がある。
普通は、残しておく必要のない写真は印刷しないし、
残しておく必要のある写真は、より良い画質で残したいので専用の用紙に印刷するだろう。
プリンタにずっとセットしっぱなしのA4コピー用紙に、3枚とか4枚とか並べて、
画質が悪くても良いから、さっさと選んで今すぐ印刷するっていうニーズがあまりないのかも知れない。
さっさと出来なくて良いなら、時間かけてどんな方法でもあるんだよ。
たとえばWordに写真を貼り付けて、枠をドラッグして大きさを調整して並べるとか、
フォトショップで画像を連結しちゃうとか、やろうと思えば何だって出来る。
そうじゃなくて、用紙、タテヨコ何分割か、写真同士の間隔、余白を指定して、
あとはもう何枚でも写真を指定して、サムネイルみたいに印刷してくれたらいい。

そういう事ができるソフトはいくつか知ってるんだけれど、使うたびにやり方がわからなくて時間がかかる。
いろんな機能がついている中から、写真を並べて印刷するっていう機能を見つけられない。
ナントカ印刷っていう名前がついていたなぁと思って、やってみると違う印刷方法だったり、
複数印刷みたいな項目を選んでみたら、複数を別個の神に印刷するやつだったりする。
やっとこさ目的の機能に辿り着くと、今度は余白や間隔がテンプレートから選ぶしかなかったり、
自分で指定できるやつは、指定してそれなりに失敗して調節しなきゃいけなかったりする。
さっさと印刷したい。

たしかに、ファイル名とか日時とかページ数とか、いろいろ入れられたら便利な時もあるだろうが、
何もなくても良いから写真がわかるようにさっさと印刷したい。
残しておかないし、拡大や縮小によって多少のギザギザが発生してもどうって事はない。
ちゃんとしなくて良いからさっさと並べて印刷しやがれって時に限って、
ソフトの使い方がわからなかったり、出来るんだけど時間がかかったり。

もうね、こういう印刷をしたい時の専用ソフトぐらい作っちゃうかと。
需要がないから供給もなく、多機能なソフトのオマケ機能でしか存在せず、
その時しか起動しないのに、多機能なソフトの中から必要な機能がどれかを覚えておくのも無理だし、
ともかく、わかればいい程度の画質でいいから、すぐ印刷出来る簡単なソフトが欲しい。
この程度なら簡単に作れそうな気がする。

簡単に作れるかどうかは、.NETが画像の印刷を簡単にしてくれるかどうかにかかっている。
さすがに画像処理をゼロから扱うつもりはなく、簡単なソフトを簡単に作るだけにするつもり。
さっさと印刷出来なきゃ失敗作。

タブマンコはVistaのUACが有効な環境でも普通に起動出来て、
グローバルフックでエクスプローラの起動を感知し、タブに取り込む事ができる。
ところが、タブマンコがグローバルフックでエクスプローラを監視している状態の時は、
エクスプローラとは無関係であるはずの、Internet Explorerが起動しなくなる。
どうやら、ブラウザの操作を監視されて情報が漏れないよう、
なんらかの監視が効いてる状態ではIEを起動させない仕様らしい。
グローバルフックで監視されていても、IEを管理者権限で実行すれば起動する。
IEを使用しなければ、UACオンでも問題ない。
そこで話が終わればいいのだが、さらに複雑になる。

管理者権限でIEを起動すると、なぜか無関係のエクスプローラにも影響が出る。
タブマンコによるグローバルフックは効いていて、エクスプローラの起動を感知できるのだが、
起動したエクスプローラをタブに取り込むことが出来なくなる。
すなわち、普通は起動出来ないIEを無理矢理起動すると、
無関係なはずのエクスプローラに影響が出て、タブマンコが働けなくなる。
だからIEを管理者権限で起動するなってことで話が終わればいいのだが、まだ続く。

IEを管理者権限で実行したことによる影響を受けたエクスプローラは、
管理者権限で実行したタブマンコでならタブに取り込むことが出来る。
まとめると、タブマンコを管理者権限で実行し、IEも管理者権限で実行すれば、UACオンでも共存可能。
UACオフなら一切問題はない。
、自宅VistaはAdministratorログオンにしているので、UAC自体がない状態。
警告がうざいだけならUACオンでも構わないが、パソコンを不便にしてまで使う義理はない。
これほどの便利を犠牲にしてまで守りたいセキュリティなどない。

この件に関する対応をちょこっとした。
普通にスタートアップに登録すると管理者権限で実行されないので、UACオン環境だと問題が起る。
どうにかならないかとググってみたら、タスクスケジューラでログオン時に管理者権限で実行出来るらしい。
さっそく、スタートアップの登録ダイアログに、タスクスケジューラへの登録というオプションを増やした。
セキュリティ関連は自己責任なので、これ以上追求しない。

あとは操作性に関わる変更も一つやったが、使う側からしたらどうでもいいことだ。
見た目はエクスプローラをタブに取り込んでいても、OSから見ると別々のアプリとして動いているので、
タブマンコとエクスプローラの間でもタスク切り替えをしないといけない。
エクスプローラをダブルクリックしたつもりが、一回目のクリックはウィンドウ切り替えで効かなかったとか、
何かと複雑なことになるのはしょうがないこととしてあきらめている。
何もかもうまく行くという事はあきらめているが、それなりにうまく行く方法は常に追求していて、
なるべくその辺を自然にやるように、割と重大な変更をした。
これによって、変だと思う機会が減ると思うが、なくなるわけでもないし、
どこが変わったか見てわかるわけでもない。
作ってる側からすればカッキテキな事をやったが、だからって何でもない。