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ヨセが極端に苦手だということは自覚しているが、やる気が出なくて後回しにしていた。
以前ヨセを勉強した時に、あまりにも地味でつまらなかったせいかも知れない。
ひと目のヨセには、何目か数える問題がない。
先手のところを先に打つという問題と、より多く取れるよう手筋を駆使する問題のみだ。
あたしはどこが大きいのかわからないせいで、中盤以降何して良いかわからずメチャクチャになるので、
こういう本ではなく、どこが大きいかを判断するタイプの勉強が必要だ。
つーことで、よくわかるヨセの基本を読み返した。
他のヨセの本にも、ヨセが最も簡単で誰でもマスターできる見たいに書いてあるが、
あたしには難しくて、この本にもだいぶ訓練しないとついて行けない。
頭使いすぎて吐きそうになる。
詰碁なら、正解のヨミを発見した時点でおしまいだけれども、
ヨセは黒から打った時の最大になるヨミと、白から打った時の最大になるヨミを発見し、
さらに、頭の中だけでその二つのヨミの結果を比較し、相違点を数えなければならない。
ヨムだけでも一苦労、数えるだけでも一苦労なのに、ヨミ二つやって数えるのは至難の業。
ごく簡単なところを数えるだけでも何分も脳がフル回転する。
どこが簡単なんだ。
これを本当は一瞬で出来る様にならないと、別のヨセと大きさを比較することなど出来ない。
別のヨセの大きさを数えているうちに、さっき数えていたヨセの大きさを忘れるようではダメ。
次々に、いろんなヨセの大きさを数えれるようにならないといけないのだが、
今のあたしは、一つ数えては休憩し、また一つ数えては休憩しないと、この本を読めない。
まだまだ繰り返しが必要だ。
続編というか、一つレベルが上の、強くなるヨセの知識に手を付けたが、これもなかなか進まない。
ヨセの基本よりさらに詳しい数え方が載っているのだが、それだけヨミや思考の量が増える。
自分で数えた数字がなかなか正解と合わないし。
つらい。
しかしこの本に書いてある事はどれも、この本で初めて読むことばかりだ。
1と4分の3目のヨセを、1と2分の1目のヨセより先に打たないといけない例があったりする。
1目より小さいヨセの比較なんか他の本で見たことがない。
これが絶版になってるなんて不幸なこともあるものだ。
ヨミと計算で疲れすぎて、なかなか集中が保てない。
はたしてまともにヨセが出来る日が本当に来るのか疑わしい。
地味だし心が折れる。
今朝、いつものようにテレ朝のやじうまを見てたら、亀田をリングに上げたことへのバッシング。
エガワショウコまでもが苦言。
TBSによると、偶然興毅がそこにいて、ハプニングで興毅が入ってきたということらしい。
そんなんで責任回避しようなんて、まるでハプニングバーの理屈だな。
となると、テレ朝なんか見てる場合じゃない、急いで朝ズバにチャンネル変更だ。
したらなんか、興毅と内藤のカードが実現するかも知れないみたいな無邪気なコメント。
このあと、チャンピオン生出演などと言ってたのでますます目が離せなくなる。
生出演の内藤に、みのもんたはまるで興毅が自分の意志で勝手に出てきたかのように語る。
しかし内藤は、そこでTBSの演出だろうとつっこみ、編成局長はハプニングだと答える。
もうハプニングという名の予定調和、もしくは皮肉って事で良いよ。
興毅はたまたまヤクザの親分の誕生日に試合をやり、たまたまヤクザをたくさん招待し、
たまたま八百長をして勝ち、たまたま用意された亀親父用ベルトまで受け取ったが、全部ハプニングね。
なるほど、ああゆうのをTBSはハプニングと呼ぶわけね。
ハプニングへのツッコミもさることながら、おかしいところへは素朴に全部つっこむ人だな。
内藤をドラマ化したやつの話も、母はあんなことを言わないぞって感じで否定してくれたし、
織田裕二に視聴率負けてる点もビシっと言ったし、TBSの和気藹々をことごとく壊す人だ。
みのもんたの、狙ったの?っていう問いに、練習したことしか本番で出せないって答えたのは印象的。
本当にその通りで、気合とか意気込みがあれば本番でいきなり強くなるなんてことはない。
狙ったかと言われれば、その一発に限らず全部狙ってるし、それだけ特殊なのではなく、全て積み重ねだ。
大毅のやった目つぶしとかも、その場でいきなりではなく、最初からやるつもりで練習してた。
ボクシングではなく、ケガをさせる練習をしていた亀田家とは、根本的に意気込みが違う。
ボクシングをやる意味からして、亀田一家とは全く次元が違っているんじゃなかろうか。
やる?ホントに?の部分をクローズアップし、興毅対内藤を実現する気マンマンだったな。
内藤に、聞こえなかった部分を問うと、やろうぜとか言ってきたからお願いしますだろって訂正させたんだって。
訂正したあとでもまだあのレベルだったのか。
ホントに?はホントにそうだ。
八百長しかできない亀田が、本気でチャンピオンとボクシングしたいわけがない。
どうせ挑戦しても断られるだろうということを知ってて、わざと挑戦するフリを見せてるのか。
それともまたいつものように何かTBSがハプニングを仕込んで、ボクシングごっこをやるつもりなのか。
亀田がボクシングで挑戦しようとしてるわけはないってのは、内藤もわかっていることで、
だから、ちょっとバカにしてホントに?になるわけで。
「俺はいつでもやってやるが、おまえは本当にやるの?ボクシングでいいの?大丈夫?」
っていう意味のホントに?だったな。
「みんな聞いたか、こいつやるってよ」の意味で、客席に亀田の発言の証人を求めたのも、
あまりにもばかげた挑戦だったからで、マトモな試合など成立しそうもない。
ボクシング業界がどうしてもあの偽ボクサー達を追放できないなら、
世界チャンピオンも我慢して、ボクシングごっこに付き合わされるのは宿命なのかも知れない。
どんなにルールを破られ、ボクシングの信用を失っても、その代わりに入ってくるお金が大きいのなら、
亀田にはそういうポストを用意し、ハプニングで稼いでいくのが経営というものなんだろう。
そういう業界に所属しているチャンピオンも、業界の意志に従うしかない。
ホントにやるかも知れないが、それがボクシングとは限らない。
いつものハプニングボクシングをやるんだろうな。ボクシングではなく。
で、「ただのハプシングで、ボクシングではない」とか言えばいいんだよ。