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かなり自然に、本当にエクスプローラにタブがついたようなデザインになった。
自然すぎてタブがついているという事すら見落としてしまう。
もうちょっとタブがアピールしなきゃいけないと思い、アイコンでも付けようかと画策した。
しかし、無駄にアイコンを付けても本当にただ無駄なだけだから、アイコンに機能を持たせようと思うと、
やっぱりタブを閉じるためのものだと一目でわかる赤ボタンにバツ印かなと。
タブマンコは、エクスプローラ以外のタブ式ファイラが難しすぎるから作ったものであり、
簡単であるという事が最も重要なセールスポイントだから、説明しなくてもわかるように作らないといけない。
例えばタブを閉じる方法として、中ボタンクリックという手もあるし、右クリックメニューという手もあるが、
そういう手段があるよと説明しなくても良いように、閉じるボタンも付けておこうという発想。
でも今度は、タブ切替の時に閉じるボタンを避けてクリックしなきゃいけないから、
名前が短いフォルダを開いてるときは、閉じるボタンが逆に邪魔だったりする。
閉じるボタンを表示するかどうかをオプション設定できるようにしたいけど、
そんなことしてたら際限なく複雑になっていって、高機能なファイラを使った方がマシになるから、
これはこういうものだと言うことにしてしまおう。
あと、Vistaのエクスプローラはメイリオフォントで、XPより字が大きいせいで、
スクロールするのに大変だと思っていたが、デスクトップテーマのアイコン用フォントをいじって小さくできた。
タブ式にしたことで、エクスプローラを複数開いても邪魔にならないから、そのぶん窓を大きくしていて、
窓は大きいしフォントは小さいしで、スクロールの量が減少できてうれしい。
スクロール量を減らすためのもう一つの工夫として、タブマンコが新規タブとして起動するエクスプローラは、
マイドキュメントではなく、マイコンピュータを開くようにしている。
マイドキュメントには様々なソフトが勝手にフォルダを作るので、普通にエクスプローラを起動した場合、
左ペインのツリービューがやたらと長くなって、スクロールしないとマイコンピュータを開けなくなるのだ。
そこで、起動時マイコンピュータにすると、左ペインがほとんど折りたたまれていて、どこへもアクセス自由だ。
XPならマイコンピュータの上にマイドキュメントがあるし、Vistaならユーザーフォルダがある。
こっちの方が便利。
このことは、Vistaのエクスプローラはデフォルトでは左ペインのツリーが小さくて、
いっぱいスクロールしなきゃいけないことに対する解決策としてそうした。
これも、オプションで初期フォルダを選ぶ設定にしたいが、難しくなるのは嫌なのでナシ。
あたしは、テキストエディタやファイラのオプション設定を眺めていると、
あまりにも項目が多すぎて、ついて行けずに吐き気がして、設定自体を放棄する事がある。
そういう人でも、エクスプローラやメモ帳にタブを付けたいという願望はあるわけで、
自作ソフトはまさに自分のために作っている。