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2008年 7月 3日 のアーカイブ

健康を害するほどにプログラミングにのめり込んでしまう事がたまにあるので、
一休みという意味も兼ねて、既存のファイラを試して見たのだが。

X-Finderに落ち着きそうだったのだが、左ペインのフォルダツリーが共通ってのが思いのほか不便だ。
本物のエクスプローラを捕獲してタブ化すれば、それぞれのエクスプローラに全てフォルダツリーがつくのだが、
X-Finderを含む多くのファイラでは、タブで右ペインは切り替わるのだが、左ペインが切り替わらない。
まめFileはフォルダツリーもタブで切り替わるので良いのだが、
やはり、多くの解凍ソフトがファイラではなくエクスプローラで開くので、そうなった時タブの意味がない。
追い打ちとなったのが、SendToを使ってUSBメモリにファイルを転送した時、
両ファイラで同じエラーが表示されたこと。
標準でないものを使う事で、新たに今まで気にしなくて良かったことを気にするハメになる。
もちろん、エクスプローラの併用を完全にやめる事もできないから、クセを忘れていいことにはならない。
やっぱり、エクスプローラをタブ化したいだけの人には、エクスプローラじゃないファイラでの代替なんて無理だ。
何としても本物のエクスプローラを使うしかないようだ。

ということで、いったん挫折した64bitでのグローバルフックに再び挑み、ようやくうまく行き始めた。
うまく行かなかったのは、ソース内に32bit決め撃ち部分があったからというだけで、
そこに辿り着くまでは長かったけど、結局その一箇所を直しただけで動作した。
予想通り、32bitアプリは32bitのウィンドウだけを捕まえ、64bitアプリは64bitのウィンドウだけを捕まえた。
捕まえると行っても、まだタブ化までしたわけではなく、エクスプローラの起動を感知できるところまでだが。
だから、Vistaでも旧来の方法が通じるのかどうかは未検証のまま。
でもともかくその準備の、VC++で作ったDLLとVC♯で作ったEXEが共同で動作するところまでは行った。
あとはOSやエクスプローラの挙動次第。

昔作って作りっぱなしの親エクスプローラや裏エクスプローラも、思い通り動作する所までは作れなかった。
それでも、ないよりはマシ、標準でないファイラに慣れるよりはマシということで、ずっと使い続けた。
だから今回も、あまりうまく行かなくても、それなりに動作するという所までで満足しちゃうつもりだ。

先に、裏エクスプローラ方式ではなく親エクスプローラ方式でタブ化する予定。
たぶん、両方やってみて、使いやすい方だけ公開するんじゃなかろうか。
名前に「マンコ」を含むネーミングのソフトを公開したいなぁと、最近思っているので、
それはこれで実現したい。