SDKの限界

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スマホはまだまだ従来の携帯より不便なところがあるので、
それを解消するためのアプリが自分で作れるなら、いくらでも作るつもりだ。
しかし少なくともSDKだけで作ろうとする限り、SDKに出来ない事は出来ないので、
作れるアプリも限られてしまう。

今欲しいものは、指定間隔ごとにステータスバーを監視して、通知アイコンが出てたらバイブするアプリだ。
例えば不在着信なりメール未読なり、すべてまとめてステータースバーに表示する事になってるわけで、
各アプリにバイブ間隔の指定機能がなくても、ステータスバーに通知があるかどうかを感知できれば、
他のアプリで一括して管理できて便利だろう。
ところが、ステータスバーに通知があるかどうかを、SDKを使って知る手段がない。
ステータスバー自身は通知があるかどうかを当然知り得て、通知があるときは通知を消すボタンを出せる。
それと同じ方法を各アプリに公開してくれたら、あたしが作らなくても誰かがそういう物を作れるのだが、
作りたいアプリが具体化してるのに作る方法がないせいで、スマホはまだ不便だなって事になる。
もしかしたらSDKでは作れなくても、他の方法で作れるのかも知れないし、
既にやってるアプリはあるかも知れないが、全然たどり着けない。

カメラに関しても、標準で入ってるカメラはSDKでは出来ない事をたくさんやっている。
せっかくStreakでカメラを作ってるのに、Streakでは対応してない2.3からSDKはフロントカメラが使えて、
2.2ではフロントカメラが使えないはずなのに、標準カメラはフロントカメラを操作できるし、
明るさの調節もぜひ自作アプリに欲しいのに、標準カメラでは出来る事がSDKでは出来ない。
SDKで出来なくても標準カメラがやってるんだから、やる方法はあるんだろうよ。
でもJavaでお手軽にプログラミングするっていうやり方では出来ない。

Windowsアプリをプログラミングする場合、DelphiとかVBとかC♯に比べてC/C++が難しかったのは、
別に言語が難しい訳じゃなく、窓を作るところからプログラミングしなきゃいけないところが難しかった。
いや、難しいと言うより、手間がかかりすぎるからやる気すら起きなかった。
だので、窓が関係しないDLLなんかを作るのは、VSで64ビットコードも吐けるC++が最適だった。
窓を作るのが簡単で、かつ、どんな機能にもアクセスできるからC♯やDelphiを主に使っていたが、
Androidでも、別にJavaが好きだからとかでSDKを使ってる訳じゃないので言語は何でも良くて、
あまり手間をかけずに、フル機能にアクセスできる開発環境があればうれしい。

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