5月から朝の筋トレ後に毎日食べるようになった鶏胸雑炊をアサゲロと呼んでいる。
最初は松茸のお吸い物、カレー粉、味塩こしょうで味付けしていた。
途中から味塩こしょうをやめて味噌を足したくなったが、目分量がわからん。
味噌じゃなくて味噌汁の素が楽なんじゃないかと思って使い始めた。
そしたらお吸い物の味と味噌汁の味が混ざって、かなりクセのある味になった。
けどそれもたった数日で慣れて、もう美味しいとしか感じない。
お吸い物1個でも味噌汁1個でも味が足りず、混ぜたぐらいでちょうど良い。
お吸い物2個より味噌汁2個の方が美味しくて、混ぜたらお吸い物味は弱く感じる。
たぶんあたしは味噌が好きなんだなと実感した。
カレー味と味噌味を混ぜて美味しいと感じるのは特殊かもしれない。
けど市販のカレーせんべいとかもカレー味と塩分の味なので、その方向性だと思う。
その塩分の方向性が、ラーメンの何味が好きかと同じ感じで、味噌が良かったんだろう。
よそのアサゲロは存在しないが、うちのアサゲロはカレーと味噌汁の味だ。
家族は誰も味見してないが、自分では毎朝美味しすぎて喜んで食ってる。
筋肉ユーチューバーが鶏胸肉を我慢して食ってるのに、あたしは美味しくて良かったよ。
そしてその美味しさの肝になってしまったマルコメの味噌汁の素は、家族にも好評だ。
100個パックで買ったので、ご自由に取り放題で通常の使い方で消費されている。

マルコメの味噌汁は、わかめ、しじみ、あさり、合わせの4種類ラインナップだ。
我が家で最も作りそうにないと言う理由であさり味噌汁をチョイスした。
しじみは結構やるけどあさりは全くやらないからね。
そしてアサゲロの具に乾燥わかめを使うから、味噌汁までわかめを選ぶ必要はない。
まぁ、これ激安の部類だからどうせ何を選んでも具は入ってないんだけど。
んでそのあさりが美味しかったので、合わせもちょっと興味を持った。
ところがどうも成分表からして、合わせだけ砂糖とか水飴が入ってる。
そういうのは求めてない。
二種の味噌汁を混ぜたアサゲロってのも興味を持ったんだが、あさりだけで十分かな。
地域特性としてはダシといえばカタクチイワシの煮干しなんだよね。
いくら鰹や昆布でだしを取っても、煮干しが入ってないと物足りなさはある。
物足りないって言うか、よそから買ってきた味って感じがする。
家庭のもの、地元のものは全て煮干し味で、外食の味が煮干し以外ってイメージだ。
つまりアサゲロも外食味みたいに感じてるところもある。
現状、かなりバランスが取れて美味しいので、絶対煮干しが欲しいわけじゃない。
が、もしマルコメの同じシリーズに煮干しが出たらぜひ欲しいと思う。

美味しいという言葉が表すものが曖昧すぎて、再定義出来る単語が欲しくなった。
例えばスープのだしが美味しいのとプリンの甘みが美味しいのは別の味覚だ。
肉が美味しいのは歯ごたえも込みだし、揚げ物には油の美味しいがある。
これらを全て美味しいって言ってたら、舌の感覚が鈍感になると思うのよ。
どう美味しいかによって別の単語で表せたらもっと味覚が発達しそうだと思った。
そう言う発想が出てくるほど、毎朝なんだか美味しいって連呼してる状態。