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あたしは昭和50年生まれで昭和100年の今年は50歳になった。
もはやおじさんという年齢ではなくおじいじゃんを自覚するようになった。
様々な老化を感じている。
医者に処方されたわけではないタダラフィルと言う薬を、個人輸入で安く買い込んでいる。
これは本来は勃起のための薬だが、あたしは全身の血行を良くするために飲んでいる。
全身の血行を良くすると結果的に勃起もしやすいという仕組みになる。
あたしには血行の善し悪しは体調を大きく左右し、不健康の大半が血行のせいかと思ってしまう。
そのくらい重要な物として摂取してる。
全ジジイに推奨したいくらいだ。
勃起のためなら1回20mgで、血行のためなら毎日5mgが通常用量らしい。
胃酸がこみ上げてくる副作用を感じるので、あたしは5mgでも多くて2.5mgがちょうど良い。
海外から安く買った勃起用の20mgをピルカッターで8つに分割している。
4分割まではほぼ同じ大きさに割れるが、8分割だと少し大きさがバラつく。
やや少ない日もあればやや多い日もあるけど気にしない。
安い薬をさらに分割し1日10円以下で毎日飲んでる。
血行が良くなると体調が良いのはもちろんのこと、やはり勃起しやすくもなる。
毎日ギンギンに朝勃ちで困っていたが、ここ数週か数月はそれがなくなってる。
夜中に1回は便所に起きるし、2回起きることも珍しくない。
その時点で必ず朝勃ちしてた。
尿意以外で目覚めるときは朝勃ちじゃないのに、尿意で目覚めると必ず朝勃ち。
薬を飲んでるから全然治まらず、治まり待ちとかには出来ない。
ギンギンに勃起したまま排泄する必要がある。
便座と便器の隙間から尿が外に漏れて、下ろしたズボンにかかることもあった。
血行は良くしたいが朝勃ちが治まらないのは非常に不便だった。
気がつけば朝勃ちはしばらくない。
朝勃ちの条件となる複数要素のうち、血行という要素は薬でブーストしてる状態。
それ以外の要素のどれかが老化によって衰え、血行が良くても朝勃ちしなくなった。
局部への物理刺激ではすぐ勃起する。
普通の勃起は条件をみたすが、朝勃ちの条件だけ満たせなくなった。
朝勃ちに困ってたのでむしろ助かる。
けど老化でそうなったなら残念な気もする。
今回は逆に不便が解消されたって話だが、加齢を感じる様々な不便が起こっている。
どんどん衰えて、いろいろ不便になっていく。
でも不便に慣れて行ってる。
こんなに不便になるくらいなら死んだ方がマシと思っても、案外慣れるかも。
たとえば人工透析になってもそれで当たり前なら良くなるのかも知れない。