あたしは肉が好きすぎて魚は好んで食べないんだけど、小骨を取るスキル不足が影響している。
小骨のせいでガツガツ食えないところが嫌い。
ところが缶詰のサバは背骨すら柔らかく、むしろ骨が美味いから好きなんだよね。
そういえば子供の頃は頻繁にサバ缶を食べていた。
当時は魚は全て大根おろしを添えて醤油をかけて食う家で、缶詰でも同じ食い方だった。
あたしが幼少期から好きなサバ缶は、醤油と大根おろしで食う水煮のやつだ。
一方で、味噌煮のサバ缶も存在するが、あたしは甘いおかずが大嫌いなので食べない。
水煮のサバ缶だけ好きなんだけど、200g入りは量が多くてなかなか手を出せない。
家族でサバ缶を頻繁に食べても良いと思ってる人があたしだけだから、もっと小さい缶が良い。
そこで以前よりAmazonで小さい缶を探して115gの物に目を付けていた。

でも小さければ小さいほどコスパも悪くなるし、コスパ悪い商品を箱買いすることは躊躇してた。
年末のスーパーがあまりにも混雑して、毎朝固定で食ってる雑炊の鶏肉を買いに行きたくなかった。
そこで一回だけ試しにサバ缶を箱買いして、一時的に朝の固定食を贅沢することにした。
鶏に比べたら魚は贅沢であり、長く続ける気はなかった。
ところが一度やったらおいしいし、鶏肉は小分けで冷凍してたがその手間も不要になった。
毎週スーパーで肉を買っては一週間分の朝食の仕込みをやってたが、サバ缶はネットでポチるだけ。
固定食は栄養も考慮してやってるが、自分に不足している魚を取り入れたいとも思ってた。
あらゆる面でサバ缶を食うべきだったのに、鶏肉より高いからってだけで食ってこなかった。
鶏肉より高い分の贅沢は、クリルオイルのサプリをやめられるからチャラだね。

Amazonの115gのやつが気に入った頃、ドラッグストアでほぼ同じ値段で160gのやつを見つけた。
まぁ、ネットでポチるだけの方が良いけど、同じ値段でこんなに量が違うと貧乏性になる。
試しに何個か買って帰って比べてみた。
まぁ、味はそんなに変わらないし、どちらを買ってもどうせ1缶ずつ残さず食うから節約にはならない。
多く食えた方が良いか、朝っぱらから多すぎるかどうかが問題だ。
正直どっちでも良いんだが、生姜が入ってるので115gのやつが若干おいしいかなと。
量より価格より味で選ぶべきってことにしておいた。
115gのやつはネットで箱買いして、160gのやつはたまにドラッグストアで買えばいい。
どちらも、日本で揚がったサバをわざわざ海外の工場で缶詰にしている。
全てを国内でやってるサバ缶は贅沢すぎて、あたしごときには海外工場産がお似合いかと。

毎日食うと体に悪いと言う話もある。
しかし理由を詳しく見ていくと、どれもあたしには問題のない話だと納得できた。
例えば水煮じゃなく味噌煮の味付けで使われる添加物にイチャモン付けてたね。
あと動物性の脂質が多すぎるとか、塩分が多すぎるとか、まあ気にする人はするかもね。
EPAとDHAを摂取するために、魚は動物性の脂質が多すぎてダメって理屈は初めて聞いたよ。
かと言ってアルファリノレン酸から摂取しても変換率が悪すぎて、もっと余計な脂質が発生する。
じゃぁもう精製されたサプリを飲むしかなくなる。
あたしはサプリをやめてサバ缶を食いたい。
塩分も毎朝大量に汗をかいたあとの食事だから大歓迎。
でも一応、毎日だからどんな悪いことがあるか調べて受け入れておかないとね。