あっさりおいしい比率

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かつてカップヌードルには「ライト」って言う低カロリー版があった。
麺自体が低カロリーな特殊製法で作ってたんだっけな。
今だと「ナイス」っていう低カロリー版があるけど、味のラインナップが違っている。
単なる低カロリーではなく、低カロリーなのに高カロリーっぽい味を目指している。
だいぶ前に食べ比べたらスープも麺も本家が圧倒的においしかった。
あ、あたしはシーフードヌードルが好きなので、シーフードしか比べてないが。
とんがらし麺が、シーフードヌードルの辛い版みたいなスープだから好きだ。
売りになってる唐辛子練り込み麺はあまり好きじゃない。
と言う現状だが、「あっさりおいしい」シーフードヌードルも食べ比べた。
麺が少なめだって書いてあるが、麺だけじゃなく具も少なめの、廉価版って事だろう。
以前よく見かけたスープヌードルのポジションが、今のあっさりおいしいかもな。
麺が少ないと、相対的にスープが多いと言うことになる。
本家は麺をまとめて箸上げすると、スープの水位が一気に下がる。
ところが分家は箸上げしても水位があまり下がらないんだな。
そこが気に入ってしまった。
おいしいかどうかで言えばやはり本家がおいしくて具の多さも好きだよ。
が、このスープたっぷりな比率で食える事も捨てがたく気に入っている。

カップヌードルの麺とスープの比率は、このカップの形状に依存しているわけだ。
カップだと食べにくいからってラーメンどんぶりに移すと、スープが少なすぎちゃう。
少ないスープでも麺によくしみるためには、カップでなければならないわけだ。
ただ、それが逆に、麺ばっかり多くて少ししかスープが飲めない状況も作り出す。
しかし麺が少なめっていう商品だったら、スープと麺の比率が変わるじゃん。
他のどんぶり型のカップラーメンだと、スープが余っちゃう事が多い。
余ったスープを飲み干すほどおいしくない場合もあるし、腹一杯で飲めないこともある。
そこでその、どんぶり型ではなくカップ型で、なおかつスープが少なすぎないってやつ。

ただ、とんがらし麺も麺の量はこんなもんだった気がしてるんだわ。
本家だけが、麺を箸上げするとスープの少なさが際立つ。
本家が一番うまい理由が、そのスープをがっつり吸ったことにあるのかも知れない。
しばらくとんがらし麺も食ってなかったので、今度また麺量目線で食ってみるわ。
最近はあまり辛さを求めてないんでご無沙汰。

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