アーカイブ
rNoteからWordPressに移行した当初、過去ログをインポートしてもパーマリンクだけは少し変わってしまうことになり、正規表現で301転送ルールを仕込んでなるべく元の記事からそのまま飛ぶように設定したが、WordPressのバグだかプラグインのバグだかテーマのバグだか知らないが、個別投稿のパーマリンクで表示されるのが個別投稿ではなくバグったアーカイブになってしまったので、当初の設定はあきらめている。そしてその妥協策として、以前の記事からの301転送を日別アーカイブに飛ばすことで、とりあえずよそから来た人でも目的のページの要約だけは表示されるし、あと1クリックでその目的のページに行けるから、完全に見失って検索し直しと言う事にはならない。この妥協策は、人間が見ると言う事を想定した、人間のための転送であり、このサイトの一番の目的である検索エンジンのための対策としては不十分な物だったんじゃないかと、移行後の検索結果がどうなったかを見て感じた。
「site:wantech.ikuto.com」で検索すると、このサイトのインデックスを確認できるわけだが、普通はコンテンツである個別投稿の方が、ただの通り道でしかない日別アーカイブより先に出てくる方が自然だと思うんだよ。移転前はどうだったかなんて意識して検索してなかったからわからないけど、たぶんちゃんとタイトルのある個別投稿が先に出てたはず。でも今は日別アーカイブがズラッと先に出てくるわけで、これって、中身の薄い日別アーカイブを優先的にインデックスしたわけじゃなく、移行前の時点ではコンテンツだったページを301で転送したページだから表示されてるんだと思うんだよ。その、せっかくインデックスされてたページをコンテンツのないページにしちゃうってのは、検索エンジン的には404にしたのと同じじゃないかなぁって思うわけだ。で、どうすべきだったかって話で、日別アーカイブにその日の個別投稿が1件しかなかったら、その1件しかない投稿を要約しないでまるごと表示し、検索エンジンには301移転前とほぼ同じコンテンツが認識されればいいのかなと。これって、検索エンジン側で以前のコンテンツだったページがもうコンテンツがないページになってしまったと判断される前にやっておくべきだった。って、もう遅いかまだ間に合ってるかわからないが、検索結果に日付別ページが優先的に出てるうちは、そのページにコンテンツのあるページを出すべきかなと。
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そしてまた人間共に見せるページの話に戻るが、日付別アーカイブにすべて表示されて個別ページを見ないで帰られては、PVのカウントもされないし広告も見せることが出来ないので、日付ページにはコンテンツを丸々置くけど個別ページをクリックしないと読みづらいっていう仕掛けを施した。DIVタグに高さを指定し、狭いエリアでスクロールして読むよりもうワンクリックしたくなるように誘導する。これで目に入る広告も日付ページと個別投稿で2倍と。これ行けるんじゃないか?
普通はコンテンツがないページよりもあるページがインデックスされるし、インデックスがあるページによそから人が来るわけだが、ウチの場合はその移行時に遭遇したバグを回避するために妥協策をとったから、個別投稿より日付アーカイブに人が来るという珍現象に見舞われているわけで、そういうことはよそでは起きないと思うから、こんなことをここに書いても全く誰の参考にもならないと思うがね。