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メイリオを主体にして欧文だけを好きなフォントに変更したCSSをIEで表示させてみて、同じPCで見てるのになぜかよそのサイトではうまくいって、なぜかうちのサイトだけうまくいってなくて、何かがバッティングしてるんだろうけどそれが何かわからずあきらめていたけど、ヘッダー部分に知らない文言があったので調べてみたら、うちのサイトではたとえIE8以降のブラウザを使っていてもIE7以前と互換性のある表示方法を使うという設定になってた。それがIE=EmulateIE7っていう部分だ。IE7までは、欧文フォントを指定してあるとそれ以外の文字をデフォルトフォントで表示する仕様になってて、CSSにメイリオって書いてあっても無視されちゃう。だからうちのサイトだけうまくいってなかったってことで、これをIE8に書き換えておいた。いろんなOSにいろんなブラウザを入れて試してはいないので、理論的にどうなるかって言う予測とかに基づく話。
不思議なもので、どういうサイトを作るかによって見る人のPC環境は大きく偏ってきて、それをこの度WordPressに移行した事で簡単に導入できたアクセス解析から知ったんだけど、本業の不動産サイトには圧倒的に、ヤフー検索でIEを使ってる人ばっかり来てて、汁ムゴ魚にはFireFoxとChromeが同じくらい多く来ててIEの人は少なく、それから使ってる検索もほとんどGoogleだ。だからIEでの見た目なんかかなり優先度が低いし、その中でも旧バージョンのOSで旧バージョンのブラウザを使ってきてる人をケアするのはさらに優先度の低い事だ。とりあえず最新環境を使ってる人はWindows7でIE9になってるはずで、そういう人は一応、こちらの意図したとおり、FireFoxやChromeと同じような見た目になるように出来た。7でさえあれば最初から入ってるIE8でもかまわない。じゃぁVistaやXPの人はどうするかって事になるが、こちらの意図はただのメイリオではなくMeiryo UIであり、これってそもそもWindows7から入ってるフォントらしいので、入ってない環境でメイリオを代替フォントにしてもしょうがないので、ユーザーの指定した好みのフォントで表示されるという仕様のままでいじらないって方向にしようかと。
書いてて気がついたが、Meiryo UIが入ってないVistaやXPで、FireFoxとChromeを使っている人がいる事をすっかり忘れていたよ。でもこちらの意図ではMeiryo UIの代替はメイリオではなくMSPゴシックなので、これは既にCSSに入れてあるし、忘れててもうまくいってるわ。Vistaはハズレとしても、XPの人がどれだけ7のフォントをあえてインストールしてるかって事が気になるな。一応、Office製品を新しくしてる人には入ってるようだし、フリーでもOfficeドキュメントを編集できない見る専用のを入れればフォントが入るみたいだが、XPが好きで使い続ける人がOfficeだけ新しくするとは思えないし、KingsoftとかJavaのとか使うかも知れないし、あんまり普及してないかもね。
あ、しかもMeiryo UIのみならず、簡体字と繁体字の中国語フォントまでCSSに書いてるから、旧環境はケアしようがなかったわ。
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もう何年も、このサイトに自己満足の日記を書くことを続けているが、その前はplalaに珍々堂というホームページを作っていて、その頃はブログという物を知らなかったので掲示板のCGIスクリプトをブログのように使っていた。珍々堂はメインコンテンツがDTM関連だったが、だんだんDTM関連の更新をしなくなって掲示板に日記ばかり書くようになったから、当時ブログとかも流行りだした事だし、ぷららには音楽関係を置き去りにしたまま、新しいサイトで日記とかやっていこうって事でここが出来たわけだ。その時点でサイト名なんてあってもなくてもどうでも良かったんだけど、テキトーに考えついたのが「汁ムゴ魚」で、読み方も別にどうでも良いんだけど、本人は「シルムゴウオ」って呼んでる。何か意味があるのかと言えば何の意味もなく、むしろ、意味のないことを書いて混乱させたいという気持ちがあったわけで、移転したんだかしてないんだかわからないような感じで、サブタイトル部分も「10秒後に移転しない場合はここをクリック」とか何とかって書いてたはず。テキトーにと言っても完全にランダムな言葉が出るわけなくて、あたしは文字化けしたようなサイト名にしたいと思ってて、そのあたしにとっての文字化けのイメージの言葉を並べたのが「汁ムゴ魚」って事だ。で、後から考えてみるとたぶん中国の掲示板で「什么?」ってよく書かれてあるのを見て、中国語だか日本語だかわからないような言葉として「汁」とか「ム」とか入れたくなったんだろうな。
しばらく前から「ム」を「么」にしてるが、これはあたしにとってサイト名なんて飾りみたいな物だから、飾りに飾りを足すような感覚で、イタズラでヒゲを一本つけたっていう感じ。そのイタズラがエスカレートして、「ゴ」もどうにかしたくなったから「匚゙」とかやっちゃったが、もうこれ「ゴ」には見えなくなった気がする。濁点は半角カタカナを使っちゃってるから真の文字化けが起る可能性もあるし、これはさすがにはしゃぎすぎた。「么」が「ム」っぽい字だって通るのは、それ以外の文字が一応読めるからであって、変な字が複数あると全体として読めないワードに成り下がるな。別に読めなくても良いけど、これは元々は「ゴ」だったのをあとから冗談で「匚゙」にしたんだって事が伝わってくれた方が満足なんだけど、これじゃただの暗号みたいになっちゃった。正直失敗した。
中国で使ってる漢字と台湾で使ってる漢字は多少違ってるので、フォントも別の物を使っている。中国の漢字は昔ながらの漢字をかなり省略した画数の少ない物になっていて、「么」は中国の漢字だから台湾の漢字用フォントには入っていない。トップページに飾ってあるGIFでは「汁」や「魚」を篆書体で書いてるが、篆書体は古い字体だから「么」が入ってないみたい。昔作ったGIFは昔の筆まめについてきたHG篆書体を使ってたが、いまの筆まめにはそのフォントが付いてなくて、仕方なく向こうのサイトから篆書体フォントをダウンロードしたが、そもそもこっちのWindowsに正しくインストール出来なかったり、出来ても必要な字が入ってなかったりした。パソコンがフォントの残骸でゴッチャゴチャになっちゃった。
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