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2011年 2月 17日 のアーカイブ
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よその人の、入手時FW5.03以下だったPSP3000にLCFWを導入する作業をさせて貰った。
あたしが持ってるPSPはCFW入り1000と、6.00までしか下げれない3000だけなので、
LCFWをいじるのは初めてだった。
といっても、LCFWとHENの区別は今のところ曖昧で、HENに何を足せばLCFWかは見解が分かれそう。
標準でISO起動をサポートすればなのか、内蔵フラッシュに何か書き込めばなのかってあたりか。
しかし挙動を見る限り、内蔵フラッシュに書き込む事でメモステに置くファイルが減るだけで、
起動時に内蔵フラッシュから読もうがメモステから読もうが、搭載機能に差はないし、
ISO起動させるかどうかも作った人の好みでしかないからな。
LCFWというのは、単にHENを作った人がそう呼べばそうだって事かも知れない。
いずれにせよ5.03のフラッシュにプロメテウスを入れると言う作業は初めてで、
これを行うことでCFWのプロメテウスとほぼ同等のISO起動能力を持たせられる。

そしてそのプロメテウスを作った人は引退し、噂では名前を変えて再活動していることになっている。
彼が今頻繁にアップデートしてるのは、FW6.35向けのLCFWで、もちろんプロメテウスを含んでいる。
この件について思ったのは、もうプロメテウス名義のソフトウェアをアップデートせず、
現在の名義で作ってる物だけサポートするつもりで、あえてこんな事をしたんじゃなかろうかと。
今後も標準でISO起動をサポートしない予定の6.20TNでは、
プロメテウスのISOローダーを利用しているけれども、6.20TNは6.35PROとライバルみたいな物だし、
あえて引退させた名義のローダーをわざわざ更新してくれそうもない。
5.00、5.03、5.50、6.20向けに別々のプロメテウスをアップデートしなくても、
みんなが6.35PROに移行してくれたら6.35PROだけアップデートすれば良くなるわけだから、
移行を促すためにも、プロメテウスのアップデートはしないというのは自然な方法だ。
ましてや、引退したことになってるわけだし、誰かがプロメテウスをアップデートしてくれって言ってきても、
別人だから関係ないと言って平気で断れるわけだ。
そうなると、多くの人がISO起動をプロメテウスに依存する限り、将来性は6.35PROしかない。

そういうことで、いつかは6.20から6.35にシフトすることになるだろうとは思っていたが、
5.03のLCFWが良さそうだったので、これと同じ人が作った6.35のLCFWも似たようなものと思い、
好奇心もあって6.35用を試してみた。
ただのPROな時点では動かなかった古いタイトルがPRO-Aで動くようになってるし、
CWCheatも6.20TN向けの物が動作してるようだし、CTFは6.20用が6.35用にコンバート出来るし、
とりあえず悪くはない感じ。
でもやっぱりCFWが一番便利なので、対策基板でも動くCFWが出てくれるのが一番良い。