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2011年 2月 28日 のアーカイブ
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今まさにPSPにはまってる状態だから、今すぐ3DSが欲しいとは思っていないのだが、
おそらく将来的には買いそうなので気になってて、ファミ通が発売記念特集号だったから買ってきた。

クロスレビューで、本体と同時発売のソフトを全部評価していたのだが、
その中の最高得点はレイトンでもリッジでもなく、ニンテンドッグスでプラチナ殿堂入りだった。
これは実に以外だ。
そもそもゲームなのか?って事まで疑問に思える、犬や猫を飼うゲームが一番面白いって想像出来ない。
コメントを読むと、3Dだから本物みたいでカワイイって、もうマジでそれゲームのレビューとは思えない。
「とびだす」パズルボブルはタイトルに反して3D機能をあまり活用できてないらしく、
昔ながらのパズルボブルとしては面白いとコメントされてはいるが、やたらと低評価になってる。
ダイナソーが予想通りに酷い点数なのはクソゲーだからってのは納得出来るけれども、
パズルボブルはゲーセンにもあって、長年いろんなハードに移植され続けた少しは面白いゲームなのに、
3D機能を活かせてないってだけでクソゲーとほぼ同等の点数を付けられちゃってて、
今回の3DSタイトルに対するレビューは、ゲームの評価というか3D機能の評価に思える。

ファミ通で点数を付ける仕事をしてる人達は、毎週たくさんの新作ゲームをやらされるわけだが、
一応レビューが出せる程度なんだから、最低でも1本あたり数時間はやってるだろう。
そうなるとおそらくほぼ毎日、昨日とは違うゲームをやるという生活をしてる人達なわけだ。
そりゃ今さらパズルボブルをやっても、昔と同じなら1時間も遊ばずにどういうゲームかわかるし、
レビューもかけるから、さっと仕事を終わらせて、真新しさなしって事で減点しとくかって事になるわな。
3Dかどうかに関わらず、レイトンとかリッジとかはパズルボブルより面白いってのもわかる。
それでも犬猫に負けるって事は、彼らにとっては今まで通りのゲームなんか全然刺激がなくて、
実写じゃないモデリングの動物でも3Dで見ると可愛いという事の方が、よっぽど評価に値するんだろう。

どういうことかというと、同時発売のソフトで特に面白い物は無いって事だ。
多少面白いのはリッジやレイトンだが、それらの多少の面白さは、
犬猫が3Dで表示される面白さにすら劣るという事なのは間違いない。
あたしはデモで見てきたけど、3D表示なんて一度見たら満足してどうでも良くなる程度だと感じた。
その程度の、単に今なら珍しいだけの3D機能にすら負ける、たいしたことないゲームがいくらか出てる。
わざわざハード代も払うなら、ゲームではなく3Dを楽しむために犬猫を買うのが正解って事だろう。

また、上海に対するコメントで「せっかく3Dなのにタッチペンで回せない」という事が書いてあったのだが、
3Dなのは上画面、タッチペンを使うのは下画面なわけで、
その、せっかく上画面は3Dなのにタッチペンを受け付けないという弱点は、
上海に限らず3DSに共通する弱点をついてるんじゃないかと感じた。

リッジレーサーに対して、3Dはレースゲームと相性が良いとコメントしてる人がいて、
あたしも今回発売された中では、レースゲームぐらいしか3D機能を活かせないだろうと思ってたので、
まぁだいたいどんな感じかは伝わった気がする。

やっぱりマジコンが活発になるまではいらないって感じかな。

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