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2010年 11月 8日 のアーカイブ
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うちにはCFWの旧型PSPが二台あるのだが、先日PCパーツの整理をしてて久しぶりに引っ張り出してきた。
あたしはパソコンに何度もOSを入れ直したり、カスタマイズしたりして喜ぶタイプの人間だが、
PSPもそれと似たような遊びが出来るから、ちっちゃいパソコンとして楽しんでいる。

現在、公式のファームはバージョンが6.31らしいが、CFWの方はそれに全然追いついていない。
古くから最も信頼されてきたシリーズであるM33は5.00で打ち止めだし、
M33の他者製改変版であろうGENは5.50で打ち止めな上に、1.50モードが出てない。
最新タイトルは6.xxじゃないと動かないものが出ているようで、
でも古いCFWで新しいタイトルを動かすための工夫はなされていて、現状それで戦ってるようだ。

あたしはとりあえず、5.50ベースの最新版を入れて見たのだが、ちょっとした不都合が出てきた。
NEOGEOやCPS2のエミュを導入したところ、PSPのコントローラではコマンドが入れられなくて、
あきらめてチート機能があるエミュに差し替えて楽しむ事にしたのだが、
チートあり版は薄型PSPか、1.50カーネルモードかどちらかでしか動かない。
1.50カーネルを入れるために5.00ベースのCFWに戻したはいいが、それじゃ最新タイトルはどうするのかと。
そこで登場するのがプロメテウスとかいう、エビの幼虫みたいな名前のプラグインだが、
M33を書き換えずにプラグインで入れるタイプで対応可能になっている。
古いCFWでも細工すると新しいタイトルが動くって事は、新しいファームに意味がないって事だよな。
新しいゲームを動かそうとすると新しいファームにアップデートしろってメッセージを出すらしいが、
それは新しいファームにしか付いてない優れた新機能を必要としてるからではなく、
いたちごっことわかっててもやるソニーのささやかな抵抗なのだ。
公式がいくらアップデートしても、どうせすぐ対策の対策が出てくるんだから、
自分でCFWを導入できる人にとっては、ソニーが無駄な努力をしてるようにしか見えないが、
自分で出来なくて他人にCFWを入れて貰った人、オクで買った人には効果覿面なんだろう。
M33をリカバリーで起動したら、GENにはないメモリースティックのスピード設定があり、
その変更の恩恵があるかどうかも体感できてないが、M33の方がもしかしたら速いのかも知れず、
もう5.50ベースのものに入れ替えたくなくなった。

カスタムテーマでかなり自由に見た目が変更出来るようになったようで、
いろいろ入れて見たんだが、自由だからってこだわりすぎて使いづらいものが多いという印象。
たとえばゲームを起動するときのアニメーションがやたら長いとか、
操作は横ボタンのままなのに画面変化は縦に変更してたりとかで、
いくら見た目が良くても不便になるようじゃ使い物にならない。
そこで、いろんなカスタムテーマをバラして改変して好きなように組み立て直して使ってる。
スクリーンショット
ベースは結構有名っぽいナナメに傾けてるテーマで、日本語表示に違和感があるからフォントは削除。
アイコンがシンプルすぎて判別しにくいので、アイコン部分だけ他のテーマから差し替え。
あと、見た目は気に入らないけど動作音が気に入ったテーマがあるので、これも差し替えて利用。
起動アニメはゼロにし、ちょっと暗くなるだけって感じに改変。
欲を言えばさらに、バッテリー部分をパーセント表示にしたいが、とりあえず今はこれで。