アーカイブ

2010年 11月 18日 のアーカイブ
2040 letters | 720 views | コメントする

面白そうだと目星を付けつつも結局手を出すことなくスルーしてきたダンジョンメーカーシリーズだが、
まぁおそらく一作目からやる必要はないだろうと、新しい七魂からやってみたがコレは面白い。
今さらここまでロープレが楽しめるとは思わなかった。
ロープレではあるけれどもアクション要素もあり、最初のうちはボタン連打で群がる敵をなぎ払えても、
ちょっと進むとすぐ盾での防御やヒットアンドアウェイの見極めが必須となる。
そんなに厳しいわけないだろうと軽い気持ちで無双しようとして、仲間に入る巨人に何度も負けた。
ちゃんと回復アイテムを買い込んで、敵正面を横切って走り攻撃を空振りさせ、
後ろからコンボを決めてまたすぐ逃げて、失敗して喰らったらすぐ満タンまで回復し、
それなりに固いから時間をかけて、ちゃんとゲームとして楽しく倒すことが出来た。
と言ってもモンハンほどの厳しさはなく、所詮はレベルさえ上げればもっと楽に倒せるゆるさだけどね。

既製のダンジョンを冒険するのではなく、ダンジョンを作るとその性質に応じた敵が出るって事だな。
クエストで蛇を倒せと言われたら、蛇が出るようなダンジョンにリフォームし、
日本刀が欲しかったら日本刀を持った敵が出現するダンジョンにリフォームする。
ドンドン作って作りっぱなしと言うよりは、限られたスペースを再利用して消して作っての繰り返し。
浅いところにはもうろくな敵も出ないから放置し、今行ける一番深いところだけ消したり作ったりする。
何も考えないで、目的達成のためにテッテーして完全リフォームを繰り返せば、面倒でもクリアできる。
面倒だから最小限のリフォームで目的を達成できるよう工夫して、それが楽しかったりする。

ただ、新しい階に行けるようになったときの、またその階をゼロから作る面倒くささが嫌になる。
結局同じ作業だし、そこでまた新しい敵が出てきても、敵との戦闘もそんなに変りばえがしなくなる。
面白いと思って遊んだけど、あたしは11階でもうこれ以上ダンジョンを作る気がなくなった。
このゲームはただボスを倒すだけではなく、図鑑に登録したモンスターの数が先に進む条件なので、
コレを増やすために各階を何度かリフォームして敵の出現パターンを変えてやる必要があり、
その作業もさすがに11階まで降りる位になるとそりゃ飽きてくるさ。
消費アイテム収集のために浅い階に何度も行くのも飽きる作業だ。
まだ半分もあるわけだが、これ以上はエンディングまでやりたいという意地がないと維持できない。
別にクリアにこだわらなくても、ここまで面白かったんだからもう良いって思ったから、ここらでやめようかと。

メタルギアもまだまだクリアしてないミッションがあるけど、もうだいたい同じだと思うとやる気がしない。
ファンタシースターも同じで、クエストは膨大にあるけどみんな似たようなものじゃん。
序盤しかやらなきゃ結構面白いゲームが多いと思うが、無理に長持ちさせようという作りが逆に飽きる。
PSPを複数台使って友達と遊ぶことも意識してそういう作りなんだろうけど、
大人が一人で遊ぶにはつらすぎる。
ただ単にストーリーが気になって最後まで見たいならチートでもすればいいんだが、
あたしはゲームにあまりストーリーを求めてないから、面白いと感じる部分だけやって、
飽きたらわざわざチートでエンディングまで進めることすら面倒なので、さっさとやめるぐらいで良いだろう。

あたしは根気がなく、最後まではやる気しなかったが、ファミ通殿堂入りなのは納得出来る面白さ。
まぁファミ通スタッフもクリアまで遊んで点数を付けてるわけじゃなく、
週に数本ペースでざっと遊んで点数を付けてるはずなので、その評価はあたしと近くて当然。

B001NMTI70
B001NMTI70