悲願の初勝利

録画で見るつもりだったが、諸事情により起きて見ることになってしまった。
しかし直前のオランダ対デンマークを見て、どっちからも勝ち点を取れそうにないと絶望し、
もちろんカメルーンにも勝つとはみじんも思ってなくて、本当にまさかの勝利だ。
大量失点の恐怖、最悪の日になるかも知れない覚悟はあったが、勝つと言うことは考えてなかった。
勝つには得点が必要であり、得点が無理な以上、最高でもゼロゼロとしか思ってなかった。
これほどの奇跡を起こしておきながら、この程度の驚きで良いのかと思ってしまう。



新守護神誕生も一つの要素ではあったし、守備的戦術もどちらかと言えば成功だが、それより、
山本昌邦が再三言っていたように、内部不和によってボランチのキーパーソンを直前で外したり、
得点源のエトーを不適切なポジションで起用したり、おそらく相手はあまり勝つ気がなかった。
日本の守備が特筆するほどよかったのではなく、カメルーンが攻撃してこなかったのであり、
まさに棚からぼた餅で、相手の攻撃力が極端に低下した状態でやれたことが救い。
その上で、日本の攻撃力に改善が見られたわけでもなく、かなりラッキーな得点だった。
チャンスと言えるのはこの本田の決勝点と、長谷部のミドルから岡崎の所だけ。
記録としてはシュート5本だが、実質この2回しか得点チャンスはなかった。
守備に関してはもう一度カメルーンとやったとしてもまた0点に押さえる可能性は少々あるが、
攻撃でまた1点取れそうな希望は断じてない。
いろんな奇跡が重なったとは言え、念願の初勝利というノルマを達成し、今大会はもう十分だろう。
あと引き分け一つを取るってのはちょっと厳しいと思う。

初戦に勝つという場合を一切想像していなかったので、勝ち点3同士でオランダと当たるのは、
いったいどうなるんだろうとようやくこれから想像するわけだが、
これなら日本特有の、ヨーロッパの強豪と不思議な善戦を演出するサッカーが見られるかも知れない。
しかしカメルーン戦でもそうだったが、実力通りに惨敗するかも知れない恐怖は全く払拭されてない。
何かが発動して引き分けってのが理想だが、とりあえず1勝したんだから次は惨敗でも胸張って帰れる。
問題はデンマークで、日本は高すぎる国には全然対処できないという弱点を持っている。
カメルーン戦の後半みたいなパワープレーを最初からやられたらボロボロにされる可能性がある。

せっかく棚ぼたの勝ち点3をもらったんだから、欲を出してあと引き分け一つもらってグループ突破したい。
でもあと2敗して帰ってきたとしても、1勝だけでそれなりに快挙だと思うよ。
このチーム力でここまでやれたらもう本当に十分すぎる。
そのうえオランダかデンマークから勝ち点もらったら、ホントに世界が驚く。
さすがに期待しすぎだ。
最後のワールドカップ出場になるかも知れないが、一勝できてもう悔いはない。

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