吐出量しか比べなくて良い
AliExpressから自称40PSIのNasedalコンプレッサが到着し、早速タンクに繋いでみた。
出力を最大にしてもタンクの圧力は20PSIまでしか上がらなかった。
そりゃそうでしょうね。
吐出量10LのHCP-100が15PSIくらいなんだから、吐出量12LのNasedalは20PSIで妥当だ。
HCP-100は最大0.17MPaでリリース起動0.1MPaと正直に書いてある。
けどその書いてある数字なんて、コンプレッサ選びでは全く当てにならない。
圧力は無視して、吐出量だけ比べて買えば良い。
吐出量が10LのHCP-100と比べて12LのNasedalは、実際の圧力も同様に少し強いだけ。
自称の圧力は大きな差があるが、吐出量の差が小さいから実際の圧力も差が小さい。
でもHCP-100は7千円台なんだから、4千円台で買えて20PSI出るNasedalは十分にオススメできる。
普通のエアブラシで使うには十分な数字だが、ガンダムマーカーエアブラシでは弱い。
エア缶の圧力はもっと強いから、エア缶くらい快適に使うには20PSIは不十分だ。
いや、でもHCP-100よりは体感でも強いから、ちょうど20PSI以上あれば十分か微妙なところか。
タンクに繋いだから出力も20PSIで安定してるが、タンクなしならもっと暴れてくれるだろうし。
Nasedalは「買い」だわ。
ただ残念なことに、50PSI以上出るコンプレッサを先週買ったんだわ。
海外からの長期輸送を待ちきれず、国内でしっかりした製品を買ったからもう要らない。
20PSIしか出てない計器を撮影し、添付して返品申請した。
40PSIって書いてあるのに20PSIだから何も後ろめたくないぞと強がって。
返品申請は通ったので、何日かのうちに佐川急便が受け取りに来るようだ。
出品者からメッセージも来ているが、やはり日本人とは感性が全然違うんだな。
日本人だとまずお詫びで、悪くなくてもお詫びから書き始めるよ。
そして商品じゃなく業者を嫌いにならないでくれって言うメッセージを書く。
まっとうな商売では信用を大事にし、売り逃げはしない。
きっと検品して40PSI出る商品を再送する方向で交渉してくるかと思う。
中国人は違う。
返品しないでください、出荷時に測定しました、正常です、とか書いてる。
クソも理解できねーわ。
これがむしろ世界の常識で、日本人だけおかしいのかも知れないが。
返品不要で一部返金というオプションも表示された。
しかしその返金額が1割程度なので、まぁ少し安くなるなら我慢して使うという人向け。
36PSI出てるなら1割返金で良いかもね。
20PSIじゃ半分だから半額返金しろ。
それならあたしもちょっとそれで良いかなと考えちゃうが、いずれにせよもう使い道はない。
返品が成功して返金が行われるまで、まだどうなるかわからない。
が、表示されてる返金額がクーポン等を適用する前の5千円台なんだよな。
4千円台で買って5千円台の返金を受けたら、クーポンを換金したも同然になる。
返品が有利すぎるのも心配。
