選挙結果が見づらい
ネットでこれだけたくさんのニュースソースがあるのに、どこも同じだったら無駄だと思う。
それぞれが単独で努力した結果、全部が一緒になるくらいなら、一つあれば十分じゃないか。
というのも、あたしは今、党別で誰が出て誰が受かったかを知りたい。
だのに、各社全部、選挙区別の仕分け方しかしていない。
そのせいで、例えば国民新党から出た綿貫が当選したかどうか知りたい場合、
綿貫がどこの選挙区から出たかをまず調べなきゃいけない。
他に国民新党は誰が出て、当選した3人は誰で、結局誰が落ちたのかを知るために、
全国の小選挙区結果から洗いざらい国民新党を探して行かなきゃいけない。
ちったぁ工夫しろや。
どこもかしこもいい加減に手抜きして報道しやがって。
それぞれのカラーでこうしているならわかるが、全社一致で同じ手抜きってどういうこっちゃ。
選挙に行く人の動向を見ていると、誰かを当選させたい票と、誰かを落選させたい票があるようで、
または、どこかの党を勝たせたい票と、どこかの党を負けさせたい票があるようだ。
すなわち、好きな人、好きな党に入れるという純粋な人だけでなく、
嫌いな人がいるからライバルに入れるとか、嫌いな党以外に入れるとか、って人も多い。
そう言う人ほど、誰が当選したかではなく、誰が落選したのかを知りたがる。
特に嫌いな党の嫌いな人がどうなったかをとりあえず知りたい。
だから、国民新党は誰が出て、誰がザマー見ろって事になったかを知りたい人もいるし、
自民党では誰がザマー見ろなのか、誰が落ちたくせに比例復活したかって、まとめて見たいのが当然。
そりゃ当然、自分の選挙区の情報も知りたいから、選挙区別結果も必要だけれども、
党別の結果を知りたがる人がいることを、誰も予想できなかったとは言わせない。
単なる手抜きだろ。
まぁ、国民新党を知りたければ国民新党の公式サイトを見ればいいわけだが、
ググらなくてもニュースを辿ってそれを見せろっちゅう話だ。
国民新党のサイトには、誰が当選したかは書いてあるけれども、ライバルが誰だったかは書いていない。
何党に勝ったのか、何党に負けたのかを知るには、やはりニュースサイトなんだから、どうにかしろって事。
で、問題の国民新党だが、最初から民主との連立予定だったため、
小選挙区では自民党との戦いだったようで、負けた人は自民党に負けた。
民主党の代わりに出ても自民党に負けて小選挙区で3議席、比例では議席ゼロ。
もし民主と組んでなかったら全滅してたかも知れないのね。
郵政の話を引きずるような空気読めない連中がどうなるか興味があったが、やはりこうなったか。
うちの選挙区から民主党で出た、造反組で元国民新党の人は、負けたけど比例で上がった。
比例で民主に入れた人は、こんな人を当選させることになるとは知らずに入れたんだろうな。
青森県では、4選挙区中3選挙区で自民党が勝ち、敗れた民主党3人は全員比例で当選した。
別に青森県が特別自民党が強いのではなく、民主党が極端に弱かったのであって、
よその選挙区から吹いた追い風で全員復活当選したけど、
そりゃよその選挙区の人は候補者を知らないからね。
県内ではマスコミの予想でも自民党優勢だったので、民主党の追い風は開票してようやく感じた。
自民党を落としたくて民主党に入れた人にとっても、ぜひとも落としたいと思ったであろう人ほど、
比例で復活当選している。
名簿上位の人ほど自民党のガンなのにな。
やっぱり重複立候補はこの流れだと次回から禁止されるだろうな。