DVDの音量が小さすぎる

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前から思っていたのだが、DVDって音が小さすぎて、テレビの音と差がありすぎる。
普段テレビを見てる音量でエクササイズDVDを再生すると、音楽が小さすぎるし、
そこでボリュームを上げてまた終わったらボリュームを下げるのは、毎日だから面倒くさい。
面倒くさいから、音量を調節したDVDを編集で作ろうとすると恐ろしく手間がかかる。
なんだこりゃ。

まずDVDはメニューがあったりチャプターがあったりと、いろいろ仕掛けがしてあるのだが、
その辺の仕掛けを全部あきらめ、本編映像しかないDVDをシュリンクで作る。
その際、本編のVOBファイルを1GBごとに分割しない設定にしなければいけない。
しかも、ISOファイルにしてしまうと仮想ディスクで1GBごとに分割されるので、フォルダまでにしておく。
この作業で、目的の映像を単品のVOBファイルとして作るわけだが、
DVDによってははじめから単品VOBファイルが入ってるかも知れない。

で、このVOBファイルを、AVIやMPGのような動画ファイルに変換する。
変換で再エンコードが発生したり、解像度などの変更での劣化が発生しないよう、
この時点から完成までの最短ルートをイメージしながらやる。

動画ファイルから音声ファイルを抜き出し、音声ファイルの音量を調節し、再び動画ファイルに戻す。
その音声ファイルってのも、音量を調節するソフトの方で対応してる形式じゃなきゃいけないし、
動画は音声を抜き出せるような形じゃなきゃいけないし、再び合成できる形じゃなきゃいけない。

最後に出来上がった動画ファイルをDVDに焼くのだが、この時点でもエンコードがあったりする。

最後のプロセスまで全部やってくれる万能なソフトがあればあまり考えないで出来るのだろうが、
現状ではいろんなフリーソフトを組み合わせてやっとこさやる物だから、結構面倒くさい。
途中までうまく行っても、その後使うソフトが対応してない形式になってるとやり直しだったり。
または、無駄に何度もエンコードしたけどもっといい方法を後で思いついたり。
それから、作業を一つこなすたびに発生する、途中経過のファイルがあまりにも多く、
どれがどこまでやった結果かわからなくなったりもする。
やり慣れてればたいしたことなくなると思うが、こんなもんにやり慣れるほどやる価値はないだろう。
あたしは、手元の毎日繰り返し見るであろうDVDの音量を調節したいだけ。
普通のDVDは繰り返し見ないから音量調節しても無駄になるから、この作業は何度もやる物じゃない。

エンコード時間を待ってたりして、あっという間に時は過ぎてゆく。
映画のDVDならいざ知らず、エクササイズのDVDはこの辺を配慮して、
はじめから普通の音量にして欲しい。
スゴ録で、DVDからHDDにコピーして使っているわけだが、メニューにボリューム調節が付いてなくて探した。
ググって見たら、たかがボリュームの調節にこんなに手間がかかるんだもんね。
そもそも動画ファイルと音声ファイルを一緒のコンテナにしているせいなんだから、
DVDの規格自体が不便なのであって、もっと使いやすい規格との競争があるべきだと思う。

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