リムーバブルへのINI保存

真魚は昔から設定を、本体と同じ場所にINIファイルに保存している。
もし、本体を置いている場所が保存不可、アクセス権限なし等の場合、設定の保存が出来ない。
だから、ソフトの設定はレジストリにすべきだし、それが出来ないなら、
本体と一緒ではなく、ユーザーフォルダーに作るというのが望ましい。
ところが、インストーラーのないソフトがレジストリに書くと、それを消すときに面倒な問題があるし、
ユーザーフォルダーはどこにあるのかさえ認知されていない。
だから、ソフト本体と同じ場所にINIファイルを置き、消す時はまとめて消せるように作るのは宿命なのだ。

かつて、まだWindowsが不安定だった95/98/Meの頃の名残なのだが、
設定をソフト終了時に保存するやつはすごく腹が立った。
アプリが落ちるだけでなく、落ちる直前に読み込んだファイルの履歴も消えていたからな。
そうならないよう、真魚は、アプリ終了時ではなく、何か設定項目がある度に逐一書き込みしてきた。
今となっては、アプリは落ちるものじゃなくなったので、終了時だけ書き込みで事足りる。
でも仕様変更が面倒くさくて、昔ながらのしょっちゅう書き込むスタイルを続けている。

ということは、INIファイルが書き込み禁止の時は、内部では何度もアクセスを試みて失敗している。
目に見えない所で余計な作業を繰り返し、しかも失敗しているってあまり気分がよくない。
また、たとえ書き込み可能でも、フロッピーに入れてたらしょっちゅうガリガリうざい事になるし、
書き込み回数で寿命が減るような、外部ストレージで使うわけには行かない。

そんなこんなで、固定HDD以外から真魚を起動する場合は、INI書き込みをしないように制限していた。
もちろん、読み込みはするので、好きな設定でINIファイルを置いておけばどうにかなったのだが。

で、もうフロッピーの時代でもないし、昔はUSBメモリに寿命が書いてあったけど今は書いてなくて、
しょっちゅうINIの書き込みをしてもよいほど寿命が延びたのかなと思っている。
何か最近、ASUSから出た小さいPCは、フラッシュメモリにOSなんか入れてるくらいで、
OSが書き込むデータ量や頻度に比べたらごくわずかな、たかがアプリ一つのINIはどしどし書いて良さそうだ。

あとは書き込み禁止の所に何度もアクセスしたら気分が悪い問題もあるが、
これも、一度失敗したらアプリ終了まで、失敗したことを覚えておかせれば回避出来そう。

つーことで、INI書き込み制限は削除するが、まだフロッピーから起動する人がいるとすれば、
フロッピーに入れたINIファイルを書き込み禁止にしておけば、何度もアクセスしなくなる。
ということで解決としよう。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。