強くなる手筋

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囲碁の勉強に費やす時間はめっきり少なくなったが、まだ一応続いている。
今回読んだのは、日本棋院の囲碁文庫の中でも「進級シリーズ」ということで簡単な部類だ。



「ひと目の手筋」を読んだ時は、手筋って何を指すのか分からなかったが、
「実戦手筋の急所」では、分類されていろんな手筋があることが分かった。
囲碁未来の認定問題では、手筋といったら攻め合いの手筋ということになる。
今回の「強くなる手筋」は、石を取る、連絡、無理手をとがめる、打ち込み、ヨセの五章仕立て。

石を取る章は攻め合いではなく、シチョウに持って行くとか弱点に切りを入れるとかで、
多くは分からないまま答えページを見るのだが、「その手があったか」と納得できる面白い章だ。
連絡の章も、切られないように何手か先まで想像したりして、大変楽しめる内容だ。
連絡できないと大ピンチになるってのは既に納得してるので、
その先、つながった石が生きる所までは詳解しなくても、守ったという達成感を得られる。
この二つの章は、初心者であるあたしから見ても、勝ち負けがわかりやすい手筋だ。

ページ数ではこの辺までで一冊の半分くらいだが、そこまでは非常に楽しく、その先がつまらない。

無理手をとがめる章に全然興味が沸かない。
無理手っていうことで登場するのは定石外れの手で、すなわち定石の手筋を勉強する章だ。
あたしはまだ良くて5手ぐらいしか考えられないが、9手ぐらい考えることを要求した上で、
別の方法と比べて有利なのか不利なのか、完成図を見ても判断できない。
だから、自分の答えはなんとなくで理由もなく、正解ページを見ても納得もしない。
やっぱり石が生きるとか死ぬとかして貰わないと、楽しくない。
かといって、隅で生きる所まで追いかけられたら10手どころじゃ済まないわけで、それも眠くなっちゃう。
こういう勉強は今は不要だ。
かえって嫌になって挫折してやめる原因になるから、定石関連は無視したい。
打ち込みの章も同じ理由で面白くない。

ヨセはまぁ、面白くないってほどではないし、読みの訓練にはなるが、答えを見ても感動はない。

やっぱり19路盤の序盤や中盤は、それなりに興味が湧くまでやらないことにしよう。
その辺はもう全然面白くも何ともない、ただつらい読書としか感じない。
詰碁は楽しいので、詰碁に準ずる攻め合いとか、この本の前半ような問題だけしか見ないようにしたい。
とにかく、強くなることより楽しく続けることが優先なので、楽しくない所はやらない。

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