攻略本に書いてあるとおりに行動し、16/18話クリア済み。
全てのキャラのストーリーを最も効率よく楽しめて満足している。
自力で攻略しようとか思えるほどゲームとしての魅力はないし、戦闘も全く面白くない。
余計な作業が付加されて劣化したが、腐っても鯛なムービーとしては大変面白い。
攻略本なしで楽しむと言うことはあたしには全く無理なタイプのゲーム、いやゲームと呼べるかどうか。

1キャラのお話をクリアするたびに、ゲーム内コンビニに売られる隠しアイテムが増え、
その隠しアイテムをどんどん買って使えば、難易度の高いキャラでも楽勝だ。
これをゲームとしてではなくムービーとして楽しみたい人への救済になってて大変評価できる。
コンビニに入れないキャラ→コンビニなしでも簡単クリア出来るキャラ→難しいキャラの順に楽しむ。
それぞれのキャラには何をすればクリアかの条件が設定されてはいる物の、
突き詰めると同じゲームを何度もやらされるだけなので、作業が大変苦痛ではある。
しかし、コンビニに売られる商品で、その辛い作業を大幅にカットできて、楽にストーリーが楽しめる。
だから一番辛かったのは、コンビニを利用せずに攻略した序盤だけで、
序盤はまだ辛い作業も新鮮だったから耐えれたし、本当にちょうど良かったのだ。
攻略本なしでずっとこの苦行に耐えてたりしたらと想像すると、酷いゲームだなと思ってしまうが。
だからこれはホントにもう、むしろゲーム以上に攻略本の方が必要なくらいのゲームなのだ。

そのコンビニで売られる商品の中に、練金の心得（4万円）ってのがある。
これは何度でも無限に使えるアイテムだが、1度使うたびに10万円出てくる打出の小槌だ。
何とかゲーム内で4万円貯めてこれを買ってしまえば、訓練しなくても技能がMAXになるアイテムや、
話しかけなくても人に好かれるアイテム、自分以外のキャラの気分まで操作するアイテムなど、
コツコツと作業しないといけない部分を一際せずに遊べるようになってしまうのだ。
ネルフに属する大人キャラであれば最初から4万円以上のお金を持っているので、
最初に練金の心得を買ってしまえばもうクリアしたも同然となる。

子供キャラは最初はそんなにお金を持ってないので、面倒くさそうで後回しにしていた。
大人キャラでも、他人と仲良くしてさえいればクリアできる話を優先して攻略していく。
リツコなんて、たくさんの男を誘惑してやりまくるのがクリア条件だったので、
アイテムで最初から男全員と仲良くなったら、一日で何人とやるんだって位のテンポで話が進んだ。
大人キャラの中で最後に残したミサトは、アイテム使っても作業がダラダラ続く最難関だった。
子供キャラはどうやって金を入手するか迷ったが、小遣いの少ないケンスケでも、
ゲーム内の初日をゲンドウと冬月への「2000円下さい」攻撃に費やしたら金は貯まった。

残るはシンジの2話と、同じくシンジの18話のみ。
おそらく残りたったの2話なのにここでやめると言うことはないだろうが、
序盤はあまりにもダルすぎて、全キャラ攻略しないで途中でやめるだろうと予想していた。
ガイドブックがなきゃ限りある旅行期間で多くを楽しめないように、
攻略本がなきゃ全てを楽しむ前に飽きてやめちゃうタイプのゲームだ。

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