造られしセカイ#2
自由度が高すぎて、自力では楽しみきれないと言うことで攻略本を注文したのだが、
WEBカドカワで、ソッコーで到着した。
Amazonではまた在庫なくなってるので、普通に売れ続けてるんだろうか。
で、中を見てみたらまず、あまりにも膨大な数字が並んでいてビックリする。
また、五十音順の索引がつくほどに大量のコマンドが載っている。
この単純そうなゲームの裏でこれほどの数字が動いて、こんなにいろんな事が出来たのか。
たしかにこれじゃ、データを攻略サイトごときにはまとめきれないだろうさ。
たまに単純作業があるムービーみたいなゲームかと思ったら、こりゃシミュレーションゲームだな。
どれかのキャラを使って様々な行動をして、エヴァの世界全体が影響を受けるって感じの。
ただしこれは、本当にエヴァンゲリオンのお話を楽しむゲームだ。
エヴァンゲリオンを楽しみたくて手を出したので、ほぼ望み通りのゲームでまだまだ楽しめているが、
ゲームとして楽しんでるわけでもないし、好きな人以外は全く楽しめないんじゃなかろうか。
ここまで数キャラのストーリーをやってみたが、エヴァの世界にあまり関係ない話はつまらなかったし。
原作通り→カヲル編→綾波編→アスカ編→ペンペン編→加持編と、やってみている。
原作通りの方はもちろん面白かった。
カヲルはアダムの話、綾波編はリリスの話で、対になるお話で面白かった。
ただし攻略本がないと、その面白いお話を展開させることも難しいだろうが。
アスカ編は攻略本の通りにやったつもりだが、冬月が処刑されたせいかクリア失敗。
使徒を全滅させる前に戦自に攻められるフラグが立ってしまって後戻りできなくなった。
しかし、日中にネルフに立ち入らなければゲームは続けられるので、
ゲームオーバーになる前になるべく多くのキャラと仲良くし、ストーリーオープンさせていく。
もしもう一度やり直してもまた失敗するかも知れないので、アスカはいったんあきらめる。
ペンペンは全然つまらなくて、ジュース飲む、応募券集める、便所に行くを繰り返すだけ。
どうしてこんなペンギンが生まれてきたのかの謎に迫るような話なら面白かったのだが。
で、今は加持さんで、ハッキングを繰り返して機密情報を読みまくる。
メシも風呂もトイレも行かず、他のキャラとも話さず、ひたすらハッキングする加持。
原作では途中で殺されるので、白兵技能を上げておかないと怖いのだが。
ゲームには飽きている。
ストーリーが好きじゃないと、いろんなキャラでやってみるほど長持ちするゲームじゃない。
面倒だから、一気に全てのキャラのストーリーを自動で見たいくらいだ。
飽きたくせに見たいって言っちゃうほど、お話は面白い。