最後の布陣について

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グループリーグ突破、決勝トーナメント進出を当たり前のようにかき立てたマスコミも悪いのだが、
それは商売上、「どうせ勝てないよ」と言いながら迎えるより視聴率も上がるし仕方ないさ。
フランス大会の時も、グループリーグ突破を予想していい気になりすぎたので、
予想に反して全敗して帰ってきて、ガム噛んでヘラヘラしてたといって空港でお出迎えがあった。
今回は、オーストラリア戦まで世界の強さと日本の弱さに気がつかなかったとはいえど、
クロアチア戦は点数取れないまでも期待以上の健闘を見せてくれたわけで、
空港での豪華すぎる歓迎はぜひ避けたいし、特に柳沢なんてほとぼりさめるまで自宅謹慎だろう。
ジーコだって采配が悪いとか金貰いすぎとか言われ、不信任決議出っぱなしだ。

そんな、普通に予想される愉快な凱旋に備え、最後の布陣は世論の反映が妥当だろう。
どうせ勝てないとか言っちゃ失礼だから、最後の賭けと称してみるか。
まず、点数を取れなくてボロクソ言われた高原と柳沢は、次で取れなきゃ命に関わるので欠場。
他にFWは3人連れてきたが、2トップじゃたりないから3トップで全員先発させる。
これはムチャクチャだけど、空港で待ちかまえる人への言い訳としては通るだろう。
宮本が累積だし、足が吊った坪井は評価悪いので、3トップの代わりにそこを一人減らす。
さらに有終の美を飾る黄金の中盤で、GKは当然川口。

FWに玉田、大黒、巻、MFに中田、中村、稲本、小野、DFに中沢、アレックス、加地で3-4-3だ。
これでもボロクソに負けたら、誰が悪いのでもなく日本が弱かったと納得し、
空港での歓迎も拍手に変るのではないかと予想している。

ジーコは期待に応えてきた。勝利で応えたり、メンバーで応えたり。
最後はそれでも良いのかなと思っている。

当然、ブラジル戦で本気同士の戦い、日本らしい勝ちそうで勝てない試合も期待するし、
奇跡的な勝利だって期待してないわけではないが、
サブメンバーにボロ負けして帰ることになるかも知れないリスクを考えたら、
負けてもそれは選手のせいでもジーコのせいでもなく、期待した方が悪かったと思わせる布陣。
それが世論反映メンバーによる3-4-3システムだ。

一応考えておいてね>ジーコ

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