ClearTypeはわりといける

ウワサによると液晶画面じゃなきゃ綺麗に見えないらしいが、
ウチはもうブラウン管を置くスペースもないし、液晶しか使ってないのでそういう前提で。
スクリーンショットもブラウン管で見ると何も伝わらないだろう。
今日は全ポイントビットマップ表示をあきらめて、逆にアウトラインを求めてみる。

今日やってみたのは、FontForgeでMS ゴシックから、
半角英数字記号(Latin1)、全角ひらがなカタカナ、Latin1を全角にした領域と半角カナ、
を切り出した上で、ビットマップを削除したコンパクトフォントだ。
当然、MSゴシックとフォントリンクさせるために、MSゴシックから切り出した。
で、せっかくだから、数字の0に斜線、大文字のIと小文字のlにセリフをつけた。
それを、アウトラインフォントではあまり綺麗に表示されないであろう8ptで表示させた。
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標準アンチエイリアスでは、切り出した部分が灰色でにじんだ感じ。
フォントリンクによって、漢字はMSゴシックのアウトラインがアンチエイリアスなしで表示。
抜き出し部分は薄くて見えないし、漢字はガタガタで判別しにくいので全然ダメ。
ところがこれをClearTypeで表示してみたところ、これが意外にいける。
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なんと、抜き出し部分も漢字部分も、双方アンチエイリアスされてるではないか。

小さいサイズでも他の文字と区別でき、ファイルサイズも小さく日本語も読めて、
しかも等幅でDelphiでも使えるフォントってのは、この路線で作るのが正解だったようだ。
たぶん、ビットマップじゃなきゃ絶対イヤって人にはClearTypeも受け入れられまい。
でもビットマップ入りのコンパクトフォントは8ptや10ptでガタガタになる定めで、
実質9pt以外は使えないみたいだから、それよりは8ptのClearTypeで我慢出来ないかな。
そのかわり、これで我慢できるなら、上記のようなわがままなフォント編集が出来る。
見にくいと思ったら見にくい文字だけ変更出来る。
これだけ小さい文字で書けるならもうこれで満足かも。

B0009MZ4H8
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