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2006年 4月 15日 のアーカイブ

Bitstream VeraMono.ttfの改造はあれで終わりにしよう。
サイズが小さいので、改変再配布しても良いものならしちゃいたいけど調べるのも面倒だ。
既に次にやりたいことに気が移っているし。

で、次に思いついたのは、MSゴシックから欧文部分を切り出して、
ビットマップの0に斜線、lにセリフ、エン記号をバックスラッシュに改変し、
元のMSゴシックとフォントリンクすれば、縦横比同一のビットマップありでいけるかもと。
思い立ってまず切り出しただけで保存してみたのだが、ビットマップが表示されない。
たしか、ビットマップを表示するには、フォントにビットマップを入れるだけじゃなく、
どのサイズの時にビットマップで表示するかっていう情報部分も書き換えなきゃダメ。
いや、その部分はもともとのMSゴシックのまま、書き換えないで書いて欲しいものだが、
これもFontForgeが、勝手にやってくれてる事の一つなのだろうか。
ともかく、ビットマップが表示される切り出しMSゴシックが作れない限り、
ビットマップの編集どころの騒ぎではない。
以前、シャープのフォントのアルファベット部分をOsakaに置き換えた時は、
ちゃんとビットマップ表示できる状態に作れたのだが、どこもいじった記憶がない。

こういうナゾだらけの仕様を持つ部分に対して、わからないままトライするのはとても腹が立つ。
Osakaのビットマップ入ってないサイズに別のサイズ用ビットマップを埋め込む作業とか、
こうすればうまくいくのではないかと予想して、その予想は何にも基づかないただの予想で、
やってみてうまくいくかどうかを試す事の繰り返しで、かなり身を削った記憶がある。
こういう作業をするにあたり、こうやればこうなるんだという確証があれば、
というか、誰かが先にやった道のりがどこかに示されているようなら、
その完成品だってどこかに落ちているかもしれないわけで、
ものもなければ手順もないジャンルに対し、何を先にやるのが正解かと言えば、
偶然生まれた目先の完成品を求めるのではなく、やはりどこかで仕様を探して、
自在にいじれるようなツールを作って、それを使ってフォントを作るのが先だろうな。

そういうわけで、なんかもうフォントを作りたいっていうより、
フォントの仕様まで辿り着いて、イジれるツールを作りたいって事になってきた。
さて、面倒だが何が出来るだろうか。

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