テレビの進化

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テレビは映ればそれでいいって思ってたし、ビデオなんて何年も使っていない。
おそらくパソコンばっかりやってる人はテレビ事情に疎く、
逆にテレビよく見る人はパソコンに疎いんじゃなかろうか。
両立できるほど時間ないだろうし。
で、今回スゴ録を買ってきたのは、HDD録画がしたかったわけだが、
店頭でカタログ見て比較してると、よくわからないことが多いと気がつく。
よって、自分なりに調べて整理し直す。

まず、現在の地上波アナログ放送は2011年終了で、全てデジタル化する。
デジタル放送の開始は地域によって時期が違い、
青森県は2006年7月1日から民放各社がデジタル化するそうなので、
いまからデジタル対応機種を買っても、アナログも見れる機種じゃないと映らない。
今月初めに書いた記事:地上デジタル放送
そんなわけで、スゴ録はデジタル対応を選んだが、まだデジタル対応は新製品のみで、
2006年にはデジタル対応製品が主流になると予想できるとしても、
高い新製品を買うより、その時にアナログの処分品を狙うのもいいかも。
5年以内にもっといろんなハイテクが出てきて、また買い換える事になるかもしれないし。

で、スゴ録についてきたわからないものが、B-CASカードだ。
使用許諾やユーザー登録ハガキまであり、開封すると同意と見なすって。
http://www.b-cas.co.jp/
このサイトによると、BSとかCSの有料放送ではこのカードがないと見れないらしい。
そういう理由なら納得できるのだが、取説には2004年4月からデジタル全てで必要とあり、
この使用許諾を読んで同意しないとテレビは見れなくなるんだから、納得いかない。
カード部分は貸し出しで、譲渡不可かつ別機種での使用も不可、処分時は返却。
テレビやビデオのリサイクル時は有償の名義変更手続き。
しかしユーザー登録は必須ではない。わけわからん。
とりあえず今はデジタル受信してないけど、するときは言いなりで使うしかあるまい。
で、それの通信用に電話回線を使うんだと。それも納得いかない。

さて、デジタルはわかったが、もう一つわからないのがハイビジョン。
かつてハイビジョンと呼ばれていたのは、アナログハイビジョンと呼ばれ、
いまはデジタルハイビジョンを単にハイビジョンと呼ぶから混乱がある。
昔のは、アナログだけどテレビが横長で高画質のヤツで、それは終了するらしい。
BS、CS、地上波ともに、標準はデジタルハイビジョンということらしい。
デジタル対応ってのはハイビジョン対応でもある必要があるということだな。
昔はS映像端子が一番高画質だったが、ハイビジョンではさらに上の接続が必要。
ただし、その接続だと著作権保護が効いているよという、おきまりの流れ。

要は、高画質化をエサにコピー防止機能と確実な集金システムも入ってきて、
使う側は今までのテレビのように手軽に利用できなくなったってことだな。
こりゃどうにもならない世の中の流れだ。

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