フォームが大事
今朝のゴムトレ中に、肩が焼け付くような筋肉痛になってることに気がついた。
当然、ゴムトレによるダメージではなく、開眼したクイック腕立てで昨夜痛めつけておいた分だ。
腕立てと言えば、手をつく位置を広めにすれば胸に、狭めにすれば三頭筋に効くイメージだから、
肩にも効いてると言う事はよっぽどフォームが悪いかもしれず、効率の悪さやケガまで心配になってきた。
本来の安全なトレーニング方法ではフォームが重視され、フォームで特定の筋肉を効率よく効かせ、
フォームで余計な筋肉の動員を避け、フォームでケガを防止するのが当然なんだが、
あたしがやってる我流クイックはとりあえずフォームは考えず、一番重い瞬間を作り出す点に極意がある。
腕立てに限らずスクワットでも、ひたすら振りかぶって思い切り落とす事だけを意識し、
最高に高めた自重を受け止めている最中のフォームがどうなっているかは全然意識してない。
すなわち、確かにこの方法は身一つで大きな負荷を発生できてはいるが、
本来なら大きな負荷ほど正しいフォームで受けるべきなのに、フォーム無視なので非常に危険だ。
しかも、慣れて技術が高まるほどに負荷は上がり、ケガのリスクも上がっていくと言う事になるんだな。
道具のいらない画期的な方法を開発できたつもりだったが、これは危険すぎで誰にも勧められない。
本を読めば読むほど、我流クイックは本来のクイックとは全くかけ離れた物であり、
我流クイックなどと、まるで本流クイックとやり方が似てるかのようなネーミングをすべきでない。
全く違った、たとえば高重力トレーニングとか、加速トレーニングとか新しい名前を付けて、
商売上手な人なら特許を取って本を書くなどし、一山当てても不思議ではないと思うほど、
あたし自身にとっては画期的に本流クイックとは異なっているのは事実だ。
しかしこれは今のところケガしてないってだけで、続けるほどにどんどんケガのリスクを高め、
もし本なんか出したらマネして多くの人がケガして、訴訟でろくでもないことになるのは目に見えている。
他のトレーニングに比べてケガしやすいと知りながらやったことだとさらに責任が重くなるだろうな。
本を出す気はないけれども、本を出しても良いくらいに完成させたトレーニングにしないと自分がケガする。
単に全力で自重を界王拳させるだけでなく、安全なフォームの中で全力を出す事を考えなきゃいけない。
でも今のところその見通しはなく、危険な方法でしか自重のブーストは不可能かも知れない。
で、まぁケガはしたくないけれども、ケガしたことがないのでどこまでで危険かもわからず、
安易にこの程度までは大丈夫だろうと楽観してやっちゃってるフシもある。
あまりにも気持ちよく筋肉痛になるので、もはや多少危険でもやめられなくなっちゃったよ。
たぶんフォームは大事だが、これからもフォームはあまり重視するつもりはない。
もし今のやり方が地球上であたしが初めてやった物だとしたらそりゃ大変危険で心配だが、
どうせ似たような事を考えて既に誰かやってるだろうと思うと、あまり心配にならない。
しょせん自重だし、効果にも危険度にも限界はあるだろう。
限界がなかったら、腕立てがすごすぎてベンチプレスがいらない連中があふれかえってるだろうしな。