なぜか肩が
ワイドグリップの懸垂が一回も出来ないので、どうにかして無理してでも鍛えたい。
なんせあたしはホルモン的なドーピングをしてるし、これにJack3dで精神的なドーピングも加わった。
だったらそういうズルをしてない人と比べて、圧倒的に楽して急速に鍛えられるだろうと期待している。
普通の人だと、懸垂より負荷を軽くしたラットプルとかで鍛えつつ、徐々に出来るようになるんだろうが、
あたしは施設に頼るのではなく薬物に頼る事で、家にある物だけで効率を上げるという方向性だから、
出来ないなりに無理して、出来る限り無理して、これだけでいける最大効果を欲しがっている。
ワイドグリップでは全然持ち上げられないから、足場を利用して持ち上がった状態からスタートし、
なるべく重力に逆らいながら静止し、無理でも出来る限りゆっくり降りるという方法しかない。
Jack3dで精神的な準備をした上で、やるぞやるぞと気合を入れて、思いっきりやってみたんだが、
広背筋よりもなぜか右肩が痛くて耐えられなくなり、とりあえず中断。
降りても痛みが治まらず、ケガしたかな?と思った。
いや、たぶんケガしてないと思うし、ケガしてたとしても軽いものだとは思うが、
ともかくこれは危険だと悟った。
たぶんJack3dなしならもう数秒早く心が折れただろうが、
薬物でリミッターを解除する行為によって、ケガする危険性も増すんだという事に気がついた。
ともかくここで長めインターバルを取りながら、肩の痛みが少しずつ治まるのを確認し、
無理するとケガするよって事も念頭に置きつつ、なにより広背筋に効いてないことを反省し、
一番広背筋に力を入れやすい角度を考え、広背筋で踏ん張るイメージを作った。
それでいったん落ち着いた上で再チャレンジすると、今度はちゃんと広背筋で支える感覚があったし、
肩も全然痛くなかった。
でも持ち上げるほどの筋力がないので、高い位置からゆっくり降りるだけで1レップ。
これを何度か繰り返すと、最初はいったん静止もさせられたのに、徐々に踏ん張れなくなり、
声を上げてもただストンと落ちるだけになったら限界なので1セット終了。
こういう感じで3セットやったら、3セット目はほとんど広背筋を使えてなかったようで、また肩が痛くなった。
もうこれ以上やったってダメだと思い、この日は終了。
朝の時点で肩に小さな違和感はあるが、ケガだか筋肉痛だかわからない。
広背筋のダメージを感じてはいるが酷くはなく、週3回のペースでも出来そう。
そしてなぜか胸がつりそう。
やっぱりやったことがない動作だし本気になってやってるから、本人が意図しない筋肉が使われてる。