基本死活と実戦詰碁
死活の基本は実戦で頻出する型を扱うので、実戦型の詰碁と範囲がかぶるようだ。
石田芳夫の実戦詰碁は、他の本で基本死活として書かれている内容とかなり重複していた。
ただし、本のタイトルで実戦詰碁と書いてある場合、実戦で頻出する型を扱っている物ばかりではなく、
プロの実戦を題材にした19路盤の問題という意味だったりもして紛らわしい。
また、基本詰碁というタイトルだと、それは詰碁の基本であり、死活の基本とは別の内容になる。
最近の目標の一つとして、実戦レベルの詰碁を実戦レベルの制限時間で解こうとしている。
まだ、実戦レベル以下の簡単な詰碁でさえ、実戦レベルの制限時間ではなかなか解けず、
繰り返し簡単な詰碁をやっていたら、ヨミの上達より暗記の方がはかどってしまい、
暗記した分だけ早くなってはいるが、暗記しないで解くスピードは変わった実感がない。
まぁ、とりあえずは暗記でも良いらしいからそれはそれで良いのだが、
どうせ暗記するなら、実戦レベル以下じゃなく、実戦レベルを暗記した方がいいかなと。
ヨセの手筋で10手暗記するのも、死活で10手暗記するのも一緒だしな。
つーことで、石田芳夫の実戦詰碁を繰り返しやっているが、
だんだん覚えてきて、今はテレビ見ながら飯食いながらやってもせいぜい2時間半ぐらい。
暗記で早解きの練習をする題材としては、難しすぎずちょうど良いかもしれない。
林海峰の実戦死活の急所で、隅の十五型と辺の十型として掲載されているものとかなりダブる。
あと、白江式とか初段合格の詰碁ともまぁまぁダブる。
その、ダブっている所ほど重要な所で、よっぽど頻出の型なんだなと思うと、
それを中心に覚えようというモチベーションにも結びつく。
とりあえず死活関連はこの辺を中心にやる。