Pixel9でLime3DS
Android搭載ゲーム機の発送が待てず、Pixel9でエミュレータを試している。
エミュレータが合法性を維持するために、BIOSを別に用意するというのは良くある話。
たぶんそれに関する話。
Androidで3DSを動かすために、Lime3DSと言うのをインストールした。
BIOSを用意しなくてもゲームは起動した。
が、フォントが不格好だし平仮名「ん」は文字化けしてた。
きっと何か追加でインストールするんだと思って調べて、結論、上手く行った。
初回起動時に指定したユーザーフォルダに、空っぽの「sysdata」フォルダが作成されている。
そこにaes_keys.txtと言うテキストファイルを置く。
テキストファイルの中身はググると出てくる文章をそのまま書く。
この状態でLime3DSを起動すると「System Files」の項目が利用可能になる。
MinimalのJPNを選びダウンロードボタンを押すと追加ファイルがインストールされる。
これでフォントもバッチリ治る。
ただ、この追加ファイルはおそらく任天堂のサーバーからダウンロードしてる。
aes_keys.txtは、実機が任天堂につながるための鍵ファイルかと思う。
おそらく任天堂はその気になればあたしを特定できる。
何もやましいことがない訳じゃない。
調べたついでだけれども、sysdataフォルダには「seeddb.bin」と言うファイルも置くらしい。
aes_key.txtもseeddb.binも、ググればすぐ見つかるけど英語だから日本人には難しいかも。
どちらも本来は実機から吸い出すもので、ネットから入手すると叱られるかもしれない。
いや実機から吸い出す行為さえ、実機を改造しなきゃ出来ないし叱られるかもしれない。
こっちは何に使うのかまだよく調べてない。
3DSはかつて、実機にカスタムファームウェアを入れてバックアップを動かした。
そのバックアップをエミュレータで動かすには、そこそこ良いCPUが必要かと思う。
特にあたしはリズム天国のような音ゲーがエミュでどうなるか試したい。
Pixel9だと別に遜色ない気もする。
ちょっとだけ遅いかもしれないが、自分が遅いのかマシンが遅いのか微妙。
それは画面タッチ操作だからってのもあり、やはりAndroidゲーム機で試したいな。
Pixel9で作成したNANDを移植すれば、技適の問題がある端末でもフォントは解決するはず。
ほかにもフォントの治し方が見つかったが、上手く行ったのはコレ。
別のやり方ではエミュレータが起動しなくなり、NANDフォルダ全消去で復活した。