たまに聞かせる相手は機械

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あたしはマイカー通勤中に歌いまくっている。
これはよそで歌うための練習ではなく、通勤中に歌う事そのものを楽しんでいる。
だので別にカラオケなんか行く必要ないし、他人の評価なんか要らないんだわ。
ただこの度、嫁と息子達と4人で2時間のカラオケに行ってきた。
普段と違う環境で歌ってどうだったかという話。
まず、歌は自分の声を聞いて調節する物で、マイクを通しちゃうと聞いて調節が難しい。
本気の音量だと楽曲も自分の声も聞こえにくい。
マイクを離して、楽曲と生声と両方聞ける感じが良いのかなと言ったところ。
下手したら何年に一回とかしかマイクを握らないので、感覚がつかめない。
また、1曲中でシャクリやコブシが30以上判定され、フォールはゼロ、ビブラート10くらいとか。
その、シャクリやコブシの定義がわからんし、自分でもやってるつもりがない。
ビブラートは意識してやっても10くらいなんだから、その何倍も判定されてるのが意味不明。
どうやったら判定に引っかかるのかはわからないが、ふざけまくってるのは事実。
普段から歌詞や音程だけじゃなく、歌い方も本人のマネを大げさにやってる訳で。
自分に聞かせるためだけに歌い込んでるから、自分の好きなように極端な歌い方もするよ。
その結果、機械はシャクリやコブシやりまくりと判定してるっぽい。
つまりもうだいぶ個性的な歌唱なんだから、他人にとってもエンタメになる範囲かと思う。

「うっせぇわ」とか「Pretender」とか「ケセラセラ」とか歌ったな。
4人で順繰りなのでもっといろいろ歌った。
得点はそりゃ毎日一人で歌ってるあたしが一番だけど、機械判定のそこは重要じゃない。
いろいろ判定する中でもフォールがゼロって所を、他と同じ30ぐらいまでやってみたい。
シャクリとコブシが多くて個性的だが、シャクリとコブシに偏ってるって事だろ。
ふざけを楽しんでるが、ふざけが偏ってるんだとしたら、別のふざけの伸びしろがある。
シャクリとコブシとフォールとビブラートを全部グッチャグチャに煮込みたいな。
いやそもそも、何をやればシャクリやコブシなのかもわかってないからまずそこからだが。

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