昨年の年男

昨年のあたしは松本人志が引退間近だろうと予想していた。
んで今回は文春砲を喰らった事で休業と言うことになり、下手したら本当に引退する。
自分より一回り上のウサギ年生まれだから、行く道としてテレビで見守ってきた。
が、別に報道も何もなくても近々引退するかも知れないとは思ってた。
よって、自発的かどうかの違いはあれ、ただ来るべき時が来たと受け取った。
ま、ワンチャンはあるかも知れないんだが。
けどあたしはこの日記に昨年、自分があと12年は生きて良いモチベのように書いた。
すなわち、松本人志を奪われることは生きる理由を奪われることでもある。
これが文春砲なしで勝手に引退したんなら誰に文句は付けられない。
しかし今回の場合は文春砲に奪われたって気がするな。
タレントの命を奪う人って、自分の命を奪われるリスクが低すぎて不公平だ。
あと文春砲を喰らったら消えてしまう人物なんて、もう注目したくない。
テレビは文春砲を喰らわない人だけで番組を作ってる。
よってもうテレビタレントなんか全部ダメって事なんだよな。
あたしは古い人間なのでテレビで育ってしまい、無意識にタレントを注目してた。
けど日本人の大多数は文春砲で騒ぐ人達なので、日本人と同じ趣味ではもうダメなんだ。
まぁ、どっちにしろ他に消えないで欲しい人は残ってないが。

幸いにも、松本人志を引退間近の希少なショットだと思って見てきた。
60歳をしっかり記憶し、自分もどうにか60歳まで生きようって気持ちで見てた。
急に奪われたわけではなく、いなくなる覚悟をしていた。
そういうつもりでいると、まぁまだ60歳までなんとか、迷惑かけてもしぶとく生きるかと。
まだまだ長いので忘れてくじけるかもしれないが。

ここは人間共の生きるべき世界だ。
あたしは間違って生まれ、間違って死に損なっている。
人間共が彼の追放を望むなら、なるほどやはり人間共の世界だなと納得するだけ。
世界の秩序として、あたしもこの世から追放されるのが最も正しい。
なるべく人間共とは関わらず、ひっそり死を待ちたい。
60歳の松本人志を思い出しながら、60歳まではどうにかやけにならずに。

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